「トッテナム、この夏に獲得するかもしれない6人」

UEFAチャンピオンズリーグ準決勝、アヤックスとの1stレグに敗れたトッテナム。

今季は夏冬ともに全く補強を行わなかったが、この夏には動きがあるはず。

海外の日本代表最新情報、Jリーグ超ゴールはこちら

【関連記事】 プレミアリーグ、「デッドラインデイの最悪移籍」ワースト10

ここでは、『sportskeeda』による「スパーズがこの夏に獲得するかもしれない選手」を見てみよう。

マウコン(バルセロナFW)

昨夏のハイジャック移籍で一躍有名になった22歳のレフティウィンガー。

ボルドーでは驚異的なスピードと得点感覚を武器に大暴れ。ローマ移籍が発表された直後、バルサが強奪する形で獲得に至った。ただ、スペインではなかなかプレータイムが得られず、移籍の噂が絶えない。

スパーズならそんな彼の窮地を救えるかもしれない。チームはサイドで輝ける選手を必要としており、マウコンは理想的な存在になりえる。

カルロス・ソレール(バレンシアMF)

U-21スペイン代表でもある22歳のMF。バレンシアの生え抜きで2017年1月にトップデビューを果たした。クラブが生み出した最高傑作のひとりとも評価されている。

市場価値は3500万ユーロ(43億円)ほどだが、カンテラ育ちの彼をバレンシアから引き抜くには、さらに高額になるかもしれない。

スパーズの右サイドはルーカス・モウラらが起用されているが、生粋の右SHであるソレールならばいいオプションになるはず。

ジャロド・ボーウェン(ハル・シティ)

彼も22歳のウィンガーだ。イングランド出身で代表経験はないが、2部では大暴れしている。昨季は14得点、今季はなんと22得点を叩き出しているのだ。 

スパーズが補強を必要としている右サイドを主戦場としているが、強力な両足(利き足は左)を持っており、左サイドでもセカンドストライカーとしてもプレー可能。

ソレールやマウコンに比べて、手頃なオプションになりえる。

デニス・マン(FSCB)

FSCB(かつてのステアウア・ブカレスト)に所属する20歳のルーマニア代表アタッカー。

彼もまた右サイドを主戦場に攻撃的MFやセカンドストライカーとしてもプレー可能な選手だ。そして、レフティである。

市場価値は450万ユーロ(5.6億円)ほどで、ダニエル・レヴィ会長は巨大なポテンシャルを秘めたバーゲン選手だと見なすかもしれない。

例え余剰戦力になったとしても獲得するべき。成長させて、高額でうることができるはずだから。

ジャック・グリリッシュ(アストン・ヴィラ)

23歳のグリリッシュはヴィラのなかで突出した存在であるのは間違いない。クレバーなプレーでチームの攻撃を牽引し続けている。

来季のプレミアリーグ昇格に向けてプレーオフ出場はすでに決めているヴィラだが、もし昇格を逃した場合には移籍の可能性は高まるだろう。

本人がプレミアリーグでのプレーを望めば、スパーズはオファーしうる。2500万ポンド(36億円)という手頃な値札も移籍がありうるもうひとつの要素だ。

トマス・ストラコシャ(ラツィオ)

スパーズには信頼できるGKがウーゴ・ロリスしかおらず、彼に挑めるようなトップレベルのGKをチームが獲得しに向かうのは当然だ。

24歳のアルバニア代表GKストラコシャは193cmの長身でラツィオでは主軸となっている。今季は10度のクリーンシートを記録。

市場価値は1800~2500万ポンド(26~36億円)とされており、近年の移籍マーケットを考慮すれば手頃な価格といえる。

© 株式会社ファッションニュース通信社