『Leicestershire Live』は30日、「レスター・シティにおける岡崎慎司の最高の瞬間」という記事を掲載した。
2015年の夏にマインツ05からレスターに移籍した岡崎慎司。クラウディオ・ラニエリ監督の下、初年度にプレミアリーグ優勝を経験した。
しかしこのところは出場機会が乏しくなっており、今季でレスターとの契約は満了を迎える予定だ。夏には他のクラブへと去っていくことになる。
それを前に『Leicestershire Live』のロブ・ターナー記者は、岡崎慎司がレスター・シティでプレーした4年間での最高の瞬間を6つピックアップした。
2015年8月、ウェストハム戦
岡崎慎司がレスター・シティにやってきて初めてのゴールだった。そして、それは彼の「典型的な」スタイルでのものだった。
ファーストタッチと狭いスペースでターンする能力はすぐに証明された。そしてボレーはGKアドリアンにセーブされたものの、ストライカーの本能によってゴールへと押し込まれていった。
2016年1月、トッテナム戦
ロンドンで行われたホワイト・ハート・レーンでのトッテナム戦。岡崎慎司は初めてFAカップでの得点を決めた(動画1:26~)
左サイドからゴール前に入ってきた岡崎はドリブルで次々とディフェンダーをかわし、シュートを放った。あまりにも素晴らしいプレーだったが、結局GKにぶつけて自ら押し込むという彼らしいゴールにしてしまうところが流石である。
2016年3月、ニューカッスル戦
レスター・シティは驚くべきプレミアリーグタイトル獲得に向けて突き進んでいたが、厳しい試合を勝ちきるための決定力を必要としていた。時に有り得そうもないような勝利も手にしなければならなかった。
ニューカッスルとの試合においては、岡崎慎司が起こした奇跡が勝利をもたらした。ボックスの中であまりにも鮮やかなオーバーヘッドを敢行し、ゴールへと決めてみせたのだ。
2016年11月、クルブ・ブルッヘ戦
レスター・シティにとって初めてのチャンピオンズリーグで、岡崎慎司はクルブ・ブルッヘ戦に勝利するために重要なゴールを決めた。これでクラブはベスト16進出を確実なものとした。
スタメン起用された岡崎は、仲の良いクリスティアン・フクスのクロスボールをニアでたたき、上質なシュートでネットを揺らした。そしてマフレズのPKもあって2-1で勝利している。
2017年5月、マンチェスター・シティ戦
左サイドからマーク・オルブライトンが入れたクロスに反応した岡崎慎司は、難しい体勢から腰を捻り、左足で強烈なボレー!マンチェスター・シティのゴールへと叩き込んでみせた。
23試合無得点という厳しい時間を経験した彼であったが、まさに「スーパー」といえる一発で干魃を終わらせた。
2017年12月、サウサンプトン戦
岡崎慎司がレスター・シティで見せた「最高のパフォーマンス」であった。ホームでサウサンプトンを圧倒する内容の中、彼は2ゴールをあげる活躍で1-4の勝利をもたらした。
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またサウサンプトンの唯一のゴールは吉田麻也で、日本では大フィーバーの試合となった。