TOPICS!! 世界最大級のブックフェアがヤンゴンで開催 まだまだ根強いアナログ文化へのニーズ 先月18日から28日まで、ヤンゴンの「ミャンマーイベントパーク」(MEP)で世界最大級のブックフェア「Big Bad Wolf Book Sale Yangon」が開催された。このフェアの特色は、実に約100万冊の書籍が出展され、その大半が市価の5~9割引で販売されたことだ。

先月18日から28日まで、ヤンゴンの「ミャンマーイベントパーク」(MEP)で世界最大級のブックフェア「Big Bad Wolf Book Sale Yangon」が開催された。このフェアの特色は、実に約100万冊の書籍が出展され、その大半が市価の5~9割引で販売されたことだ。

TOPICS!! 世界最大級のブックフェアがヤンゴンで開催 まだまだ根強いアナログ文化へのニーズ

先月18日から28日まで、ヤンゴンの「ミャンマーイベントパーク」(MEP)で世界最大級のブックフェア「Big Bad Wolf Book Sale Yangon」が開催された。このフェアの特色は、実に約100万冊の書籍が出展され、その大半が市価の5~9割引で販売されたことだ。読書愛好家にとってはまさに夢のようなイベントだった。
文学小説からSF、ロマンス、グラフィック関係の書、ビジネス、建築、料理 ホビーなど、販売された書籍は多種に渡り、子供向けの絵本や趣向を凝らした童話、児童書も多数出展された。このセールは、アジア最大の書籍販売会社の「Little Hippo AR books」が主催。2009年にマレーシアで設立されたこの会社は、アジアの人々に愛されている有名なブックセラーで、このイベントはインドネシア、タイ、フィリピン、スリランカ、台湾、アラブ首長国連邦でもすでに行われているという。
主催者は「ミャンマーは大きな社会的な変化を経験しており、英語力の重要性が増しているため、手頃な価格の本に対する需要が高まっている。読書は、想像力と創造的思考力、語彙力、そして総合的なコミュニケーション能力を高めることができる。子供や若者たちが本に触れ、読書をすることは非常に重要です」と述べた。
スマホの普及でネット情報が容易に入手できるようになったミャンマーだが、その一方では本の愛読者はまだまだ存在し、需要は衰えていないようだ。

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