長崎県大村市原町の障害者支援施設「三彩の里」で2日、「三彩の里陶器まつり」が始まった。5日まで。
施設への理解や地域との交流を深めることを目的に、毎年5月の大型連休に合わせて開催。36回目。利用者が作った陶器やパンなどを販売し、売り上げは利用者の工賃に充てられる。
会場には皿やカップなどの陶器がずらりと並び、来場者が一つ一つ手に取って品定めしていた。出店やステージイベント、陶芸教室などもあり、多くの人でにぎわっていた。
江口司理事長は「毎年来場してくれる人もおり、地域に根付いたイベントになった。地域の人から声を掛けてもらうことが、利用者のモチベーションアップにもつながる」と来場を呼び掛けた。
陶器を手に取り品定め 大村で「三彩の里まつり」
- Published
- 2019/05/03 00:14 (JST)
- Updated
- 2019/05/03 11:39 (JST)
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