Jリーグのクラブは試合前、対戦する両チームのスタメンとサブ、監督などをスタジアムで紹介する。
特にホームチームの紹介は各クラブが毎年趣向を凝らした演出をしており、アウェイへ遠征した際ひそかに楽しみにしているサポーターも多いだろう。
そこで、今年も各クラブのスターティングラインナップ紹介映像をまとめて紹介。まずはJ1編をお送りしたい。
選手紹介が今シーズン一番かっこいいのはどのクラブ?(2018年のまとめはこちら)
北海道コンサドーレ札幌
迫力の映像とドームらしい音の響きの良さが特徴の札幌。チャナティップ目当てで訪れた海外のファンからの評価も高そうだ。
ベガルタ仙台
仙台はクラブ25周年の煽りが印象的。選手紹介時のサポーターのタメも独特で、コールした後にアップ中の選手をカメラで抜くのが面白い。
鹿島アントラーズ
鹿島は相変わらずWWEカート・アングル由来のアウェイチーム紹介→ブーイングの流れが名物。煽りもレジェンド登場からのトロフィーがズラリと、らしさ満点だ。
浦和レッズ
アウェイチームの本拠地を地図で教えてくれる浦和。ホームは重厚感のある仕上がりで、選手がエンブレムに気持ち込める姿が一体感をかき立てる。
FC東京
ややマンネリ化していた東京だが、今年から胸スポンサーを務めるミクシィ(XFLAG)の協力により超絶進化。首位快走も納得の出来栄えだ。
川崎フロンターレ
Jリーグアンセム『The Glory』がとにかく耳に残る川崎F。2017年から全所属選手は小さい背番号(1番)から紹介する形に変更し、以降連覇を果たしている。
【追記】5月3日に行われたベガルタ仙台戦で、「イッツァスモウワールド」開催に因んだ毎年恒例の特殊な選手紹介が登場。選手名の読み上げは行司の木村光之助さんが担当した。
横浜F・マリノス
高レベルで安定の横浜FM。ナイトゲームでの「トリコロールギャラクシー→選手紹介→民衆の歌」の流れはファンでなくても一度はスタジアムで体感してほしい(下動画)。
湘南ベルマーレ
選手紹介も湘南スタイル。スタジアムDJとサポーターによるコール&レスポンスが採用されているほか、選手のキャッチフレーズに英語訳まで付いている点がユニークだ。
松本山雅FC
ジョー・サトリアーニの『Crowd Chant』に合わせた手拍子、からの「松本山雅」コール。その迫力はドイツのドルトムントばりで、言うなれば「グリーンウォール」だろうか。
清水エスパルス
清水の選手紹介は今シーズンのスローガン『BACK TO THE BASIC 徹底』を強調。地球儀や富士山といったクラブの象徴的モチーフがしっかりと取り入れられている。
ジュビロ磐田
磐田はゴールへの道筋を指し示すかのような煽りが印象的。選手や監督の紹介では今季も引き続きサプライヤーであるPumaのボールを携えている。
名古屋グランパス
煽りに定評のある名古屋は、今年も戦力に負けないクオリティ。選手紹介、そして入場と、場内の盛り上げ方がうまく好調を支える一因となっているかもしれない。
ガンバ大阪
湘南同様コール&レスポンスが特徴のG大阪。今年はクラブカラーの一つであるブルーを押し出した演出が光り、昨年からの正統進化を感じさせる。
セレッソ大阪
C大阪は『POWER AND THE GLORY』からの煽りで盛り上げ、しかし選手紹介時はあえて無音というこだわりを持つ。コール&レスポンスも湘南やG大阪と違い、名前→苗字の順だ。
ヴィッセル神戸
手拍子に始まり手拍子に終わるといった印象の神戸。照明を使った演出も凝っており、スタジアム全体が一気に試合モードへ突入していく。
サンフレッチェ広島
広島は今年もクラブ名の由来である“三本の矢”が印象に残る仕上がり。選手紹介時のズン・ズン・チャというBGMは彼らの定番となっている。
サガン鳥栖
「三三七拍子」ならぬ「砂岩魂拍子」でスタジアムのムードを一気に高める鳥栖。アニメ調の演出は外国人選手のウケも良さそうだ。
大分トリニータ
毎年工夫を凝らした選手紹介が話題の大分。今年はカメラに向かってサインする演出を取り入れつつ、選手が個性を出せる余地も十分残している。三平はやはり三平。
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※J2編は近日公開予定。