社員育てたバラ観賞会 19日、厚木の日本フルハーフ工場

バラ観賞会の過去の様子(日本フルハーフ提供)

 社員の育てたバラ、地域で楽しんで-。輸送用機器の日本フルハーフの本店・厚木工場(厚木市上依知)で5月19日、敷地内を一般開放し、社員が植栽しているバラの恒例の観賞会が開かれる。バラにまつわるセミナーや苗木・切り花の販売、コンサートなども予定している。入場無料。

 工場のバラは1984年に当時の役員が「味気ない工場をバラの園にし、働く従業員に潤いを」と呼び掛け、歴代の社員の手で植栽が続けられてきた。観賞会は創立25周年を機に始め、今年で32回目となる。

 現在は約400種類、計千本ほどを正門や西門外周沿い、事務棟のある敷地内などで育てている。「工場全体を包み込むように、さまざまな色合いで咲き誇る」(同社)という。

 同社担当者は「社員で心を込めて育てたバラで多くの皆さんをお迎えしたい。当日の来場をお待ちしています」と話している。

 午前9時半~午後2時。雨天決行。問い合わせは、同社電話046(286)8850。

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