那覇一文字でタマン爆釣

 毎年ゴールデンウイークの季節前後に、那覇一文字でタマンが爆釣できることが多く、毎年この時期を楽しみにしているタマン釣り師が多い。新垣克さんもその一人で、4月26日の午後4時の便で、釣友の謝花一也さんと2人で那覇一文字に渡った。

 仕掛けを準備して、シガヤーダコを餌にアタリを待った。最初にアタリがあったのは午前0時、アタリを知らせるタマンセンサーの音で、そり方向の竿(さお)を見ると、海面に向かって竿が大きく曲がっている。急いで駆け寄り、ファイト開始。2分ほどして海面に浮いたのは60センチほどのタマン。午前2時にこの日最大の66センチが釣れ、その後も2人の竿には午前3時までにコンスタントにアタリがかかり、2人で8匹のタマンが釣れた。那覇一文字のタマン釣りは、昼夜合わせて60匹も釣る日もあれば、数匹しか釣れない日もあるなど日によってムラはあるが、タマンフィーバーはしばらく続きそうだ。丸沖つりぐ(電話)098(867)0458。

 4月27日から4月28日までの2日間、第36回懇親フカセ釣り大会が開催された。主な結果は次の通り。1位入賞者は11月のM―1カップグレ決勝戦に出場する権利を勝ち取った。

1位 上門昇太 3匹(3970グラム)

2位 高里悟 3匹(2400グラム)

3位 久山一成 3匹(2330グラム)

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

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