【写真特集】オードリー・ヘプバーン。その名前を聞いただけで、1950年代から60年代の名作のタイトルがすらすらと浮かぶ。「ローマの休日」「ティファニーで朝食を」「麗しのサブリナ」「マイ・フェア・レディ」…。今年5月4日に生誕90年を迎えた。1993年に亡くなったが、妖精のような魅力は今も銀幕の中で、永遠の輝きを放っている。写真特集にまとめた。
(構成 共同通信=柴田友明)
【ローマの休日】
ローマの休日 1953年。ウィリアム・ワイラー監督。出演者=オードリー・ヘプバーン、グレゴリー・ペック、エディ・アルバートほか。米アカデミー賞で主演女優賞、脚本賞、衣装デザイン賞を受賞。
ティファニーで朝食を 1961年。ブレイク・エドワーズ監督。出演者=オードリー・ヘプバーン、ジョージ・ペパード、パトリシア・ニールほか。米アカデミー賞歌曲賞などを受賞。
オードリー・ヘプバーン 英国人の父とオランダ人の母の間に、ブリュッセルで生まれる。ウィリアム・ワイラー監督「ローマの休日」(1953年)の王女役に抜てきされ、米アカデミー賞主演女優賞を受賞。晩年は、国連児童基金(ユニセフ)の親善大使として難民救済などに当たった。93年に大腸がんのためスイスの自宅で、63歳で死去した。
【ユニセフ親善大使】