ALS闘病ラジオ司会者 S@KOさん死去

「同じ病気の人の役に立ちたい」と日本ALS協会県支部にトークショーの収益を寄付した迫田さん(右)=2016年9月、宮崎市民プラザ

 ラジオパーソナリティーやスポーツキャスターとして活躍し、全身の筋肉が徐々に動かなくなる筋萎縮性側索硬化症(ALS)で闘病中だったS@KO(さこ=本名・迫田訓光(のりみつ))さん=延岡市=が4日夜、44歳で死去した。難病と闘いながらイベントを通じて「伝える」活動を続けた迫田さん。関係者は早すぎる死を悼み、「元気をもらった」「いろんな可能性を見せてくれた」と口々に語った。

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