カブスがライバル対決に連勝 ダルビッシュは5失点

【カージナルス5-6カブス】@リグリー・フィールド

カージナルスとカブスによるライバル対決3連戦の第2戦は、8回裏に飛び出したハビアー・バイエズの11号ソロが決勝点となり、カブスが6対5で勝利。3連戦の勝ち越しを決めた。先発のダルビッシュ有が4回までに5点を失い、4回表終了時点で1対5と4点をリードされたカブスだったが、4回裏に連打と送りバント、敬遠四球で一死満塁のチャンスを迎え、「8番・捕手」のテイラー・デービスがメジャー初アーチとなる1号同点グランドスラム。その後、試合は5対5の同点のまま終盤に突入し、8回裏にカージナルス4番手のジョン・ブレビアからバイエズが11号決勝アーチを放った。カブス6番手のブランドン・キンツラーが今季初勝利。7番手のペドロ・ストロップは今季4セーブ目をマークした。

前回登板は6回1失点の好投で今季2勝目をマークしたダルビッシュだったが、今季7度目の先発登板となったこの試合は、2回表先頭のホゼ・マルティネスに2号同点ソロを被弾。3回表には投手のマイケル・ワカに二塁打を浴び、続くマット・カーペンターのタイムリー二塁打で勝ち越しを許した。さらに4回表にはマルティネスの二塁打と2つの四球で一死満塁のピンチを招き、ワカの2点タイムリーとカーペンターのタイムリーで3失点。5回表も続投したが、先頭のポール・デヨングに四球を与えたところで降板となった。5回途中まで81球を投げて被安打6、奪三振4、与四球5、失点5という内容で今季の防御率は5.79に。前日の試合でカイル・ヘンドリックスが81球で完封勝利をマークしたのと比較すると、余りにも寂しい投球内容だった。

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