夏の始まり「立夏」 長崎県内12地点で夏日

初夏の気配を感じさせるビワ=長崎市戸石町

 5月6日は二十四節気の一つ、「立夏」。春が終わり、夏の始まりとされる。
 5日の県内は高気圧に覆われて青空が広がり、気温が上昇した。長崎地方気象台によると、最高気温は松浦28.0度、大村27.2度を記録するなど、12地点で夏日となった。
 長崎市戸石町では、道沿いのビワの木にだいだい色の果実が実り、初夏の気配を漂わせていた。同市茂木地区などのビワ産地では、5月下旬ごろに露地ビワの出荷がピークを迎える。

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