タイガース・ディクソン 延長10回サヨナラ3ラン

【ロイヤルズ2-5xタイガース】@コメリカ・パーク

タイガースは、延長10回表にアレックス・ゴードンの長打性の当たりを好捕したブランドン・ディクソンが、延長10回裏二死一・二塁のチャンスで今季1号となる3ランを放ち、5対2でロイヤルズにサヨナラ勝ち。本拠地コメリカ・パークでの3連戦を2勝1敗で勝ち越した。ロイヤルズ5番手のイアン・ケネディの前に、2球で追い込まれたディクソンだったが、カウント1-2からの4球目、高めに浮いたナックルカーブを振り抜くと、打球は右中間フェンスを越えるサヨナラ3ランに。途中出場の伏兵が放った劇的な一発に、本拠地コメリカ・パークに集ったファンは大いに沸いた。

ロイヤルズがブラッド・ケラー、タイガースがスペンサー・ターンブルの先発で始まった一戦は、2回表にロイヤルズがケルビン・グティエレスのタイムリーで先制するも、タイガースは3回裏にニコラス・カステヤーノス、5回裏にミゲル・カブレラがタイムリーを放ち、逆転に成功。ケラーが与四球5と制球に苦しみ、6回途中2失点で降板した一方、ターンブルは7回1失点の好投を見せ、リリーフ陣に後を託した。しかし8回表、タイガース2番手のジョー・ヒメネスからハンター・ドージャーが8号同点ソロを放ち、試合は延長戦に突入。最後はディクソンがひと振りで試合に決着をつけた。タイガース5番手のバック・ファーマーが打者1人を4球で打ち取って今季2勝目をマーク。サヨナラ弾を浴びたケネディは今季初黒星となった。

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