パイレーツ・マーテイ 延長13回逆転サヨナラ3ラン

【アスレチックス3-5xパイレーツ(延長13回)】@PNCパーク

1対1の同点のまま延長13回に突入したアスレチックス対パイレーツの一戦は、延長13回表にアスレチックスが2点を勝ち越し。その裏、メジャー通算325セーブの実績を誇るフェルナンド・ロドニーを投入して逃げ切りを図ったが、パイレーツは一死一・二塁からアダム・フレイジャーのタイムリーで1点を返し、さらにスターリング・マーテイが4号3ランをセンター左へ叩き込んで劇的な逆転サヨナラ勝利を収めた。パイレーツ6番手のタイラー・ライオンズが2回2失点ながらも今季初勝利をマーク。アスレチックスは延長13回表に2点を勝ち越して勝利をほぼ手中に収めかけたものの、6番手のロドニーが大誤算だった。

パイレーツの本拠地PNCパークで行われた3連戦は、劇的な勝利を収めたパイレーツが2勝1敗で勝ち越した。2回裏にコリン・モランの犠牲フライで先制を許したアスレチックス先発のフランキー・モンタスが6回1失点の好投を見せると、パイレーツ先発のジョーダン・ライルズも7回表にロビー・グロスマンに同点タイムリーを浴びたとはいえ7回途中1失点の快投を披露。試合はそのまま延長戦に突入し、延長13回表にアスレチックスがケンドリズ・モラレスのタイムリーとスティーブン・ピスコッティのタイムリー二塁打で2点を勝ち越した。ところがパイレーツは、延長13回裏一死からコール・タッカーのヒットと姜正浩(カン・ジョンホ)の四球で一・二塁のチャンスを作り、フレイジャーのタイムリーで1点差。そして最後はマーテイが4号逆転3ランを放ち、鮮やかな逆転サヨナラ勝利を締めくくった。

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