スネルが6回1安打無失点の快投で3勝目 レイズ大勝

【ダイヤモンドバックス1-12レイズ】@トロピカーナ・フィールド

昨季のサイ・ヤング賞受賞者、ブレイク・スネル(レイズ)が素晴らしいピッチングでチームを勝利に導いた。先頭からの二者連続三振を含む三者凡退の立ち上がりとなったスネルは、6回表二死からイルデマーロ・バルガスにヒットを許すまでパーフェクト投球を展開。初安打を許したあと、ティム・ロカストロに死球を与え、一・二塁のピンチを招いたものの、ケテル・マーテイをピッチャーゴロに打ち取って6イニングを零封した。6回83球を投げて被安打1、奪三振9、無四球、無失点というほぼ完璧なピッチング。打線も13安打12得点の猛攻でスネルを援護し、スネルは今季3勝目をマークした。

ダイヤモンドバックス先発のメリル・ケリーに対し、レイズ打線は初回に崔志萬(チェ・ジマン)の併殺崩れの間に1点を先制。2回裏には一死満塁のチャンスを迎え、ダニエル・ロバートソンの押し出し四球とトミー・ファムの5号グランドスラムで5点を追加した。さらに、3回裏にもアビサイル・ガルシアのタイムリーで1点を追加し、ケリーは4回7失点でノックアウト。その後、2番手のザック・ゴッドリーから7回裏にロバートソンの2点タイムリー二塁打とブランドン・ロウのタイムリーで3点を奪い、8回裏には敗戦処理として登板した捕手のジョン・ライアン・マーフィーからガルシアが5号2ランを放ち、リードは12点に広がった。ダイヤモンドバックスは9回表に1点を返したものの、時すでに遅し。大勝したレイズは貯金を10とした。

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