ミャンマー留学生日本の善意で元気に回復 栃木県の「ヤマトファッションビジネス専門学校」に留学中だったミャンマーの留学生ピョ-・ミン・トゥンさん【26】は、2017年3月に結核を患っていることが判明、一時は危険な状態になり、歩行も困難になった。そして入院が長期になったため、彼の留学ビザが9月で切れ、自主退学を余儀なくされた。

栃木県の「ヤマトファッションビジネス専門学校」に留学中だったミャンマーの留学生ピョ-・ミン・トゥンさん【26】は、2017年3月に結核を患っていることが判明、一時は危険な状態になり、歩行も困難になった。そして入院が長期になったため、彼の留学ビザが9月で切れ、自主退学を余儀なくされた。

ミャンマー留学生日本の善意で元気に回復

栃木県の「ヤマトファッションビジネス専門学校」に留学中だったミャンマーの留学生ピョ-・ミン・トゥンさん【26】は、2017年3月に結核を患っていることが判明、一時は危険な状態になり、歩行も困難になった。そして入院が長期になったため、彼の留学ビザが9月で切れ、自主退学を余儀なくされた。この現状を見て、同校の教職員有志らが「ピョー君を救う会」を結成し、入院費用などの募金活動を開始、約半年間で150万円もの募金が集まった。
その甲斐あって彼は12月に帰国し、ミャンマーで母親と暮らしながら通院、リハビリを続けて順調な回復を見せた。そこで今年3月、同校の関係者がピョー君宅を訪問し、見違えるほど元気になった彼と1年3か月ぶりの再会を果たした。
こうしたピョー君のケースでもわかるように、外国人留学生の医療が問題となってきた。現状の制度には不備が多いようだ。しかしこれは、相談窓口・支援制度を確立することで一定程度解決できる。そこで、今回、同校関係者が中心となってNPO法人「留学生医療ホットライン(仮称)」を今夏までに設立準備中だという。ピョー君のように異国で誰も助けがいない状況になる留学生を1人でも多く救う目的だという、
問合せは
「ヤマトファッションビジネス専門学校」
平野 孝展まで hirano@yfb.ac.jp:

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