人生の終幕つづる終活ノート 14日に書き方講座 横浜

都筑区版エンディングノート「わたしのみちしるべ」

 人生の“最終章”を見据え、自分の希望を書き留めて終活に生かす都筑区版エンディングノート「わたしのみちしるべ」を同区が作成した。5月に書き方の講座も行う予定で、参加者を募集している。

 自分の生年月日や経歴、趣味特技などに始まり、医療・介護を受ける上での希望や、葬儀・納骨の方法、相続財産、遺言の有無や保管場所、親族や友人の連絡先、家族へのお願い事などを書き込み、自らの意思を明確にする。

 A4判16ページで、2千部を区役所の高齢・障害支援課窓口と区内の地域ケアプラザ、区社会福祉協議会で配布している。区は「自分の未来を考えるきっかけに、エンディングノートを活用してほしい」と呼び掛けている。

 書き方講座は5月14日午後2時から区役所で開催。会場でノートを配布し、書き方のほか相続や成年後見制度についても行政書士が講師となり教える。参加費無料で先着100人。申し込み・問い合わせは同課電話045(948)2306。

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