昨日までは良かったのに
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魚釣りは自然との戦いです。思うように釣れないことや、そもそもポイントに魚が居ない……など読みを外してしまうこともよくあるもの。
まさに今が“そういう状況”なわけでして。まぁ、昨日までは釣れていたんです。
でも、今日は全くダメ。口のついていない新種の魚なのではないだろうか。
折れかけた心を癒してくれた
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とはいえ、魚はチラホラと見えています。あらゆるパターンでアプローチし続けること2時間……ノーキャッチ・ノーバイトといった激渋状況に直面していました。
しかし、そんな状況を打破してくれた“リグ”があるのです。
ふとタックルボックスを見てみると
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帰宅時間も迫ってきており『今日もホゲおじさんか』とボーズを覚悟。
タックルを片付けていると“あるアイテム”が視界に飛び込んできました。
“鬼爪”を発見
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目に留まったのは、「鬼爪」という商品名のジグヘッド向けアシストフック。
いける! これはいけるぞ!
これにワームをつけてしまおう
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渋い状況……それなら、リグを小さくしちゃえばいいんじゃない? ということで、鬼爪を使ったマイクロリグに挑戦します。
リグセッティング
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“鬼爪をスナップに結ぶ”という、なんとも不思議な結束方法に(笑)
それはともかく……クリアしなければならないのは、自重の問題です。
帰宅してから鬼爪の重さを計測してみると、わずか0.02グラム。とても単体で使用できるレベルではありません。
キャスト性能と操作感を出すため、フックから約20センチ上にガン玉を打つ“スプリットショット”で対応します。
他にもダウンショットなどの組み合わせも良さそうですね。
ワームをカット
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小さなフックに合わせ、ワームをカット。
普段よりアピール力は減ってしまうものの、渋い状況ならきっとコレが効いてくる。そんな気がします!
いざ、実釣
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自重の問題・ワームセッティングをクリアし、残り30分で勝負してみることにします。
何でもいいから魚と遊んで気持ちよく帰宅したいものです(切実)
飛距離・操作感
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約1グラムのスプリットショットリグはジグ単に比べ若干飛距離が落ちるものの、近距離戦のライトゲームでは全く問題ありません。
また真下へのフリーフォールはオモリとフックが絡み魚に違和感を与えてしまいそうなので、テンションフォールなど横の動きが良さそうです。
足元を引いてくると
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堤防際にキャストし、ライトゲームの定石である足元をスローに引いていくと『ゴツ』とダイレクトなアタリが手元までしっかり伝わってきました。
上がってきたのは15センチあるかないかの可愛いメバルくん。
鬼爪開始5分でとりあえずボーズは回避出来ました(笑)
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その後も同サイズのメバル達がアタックしてくれます。
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フワフワと漂わせるようなイメージの“ちょいリフトからのテンションフォール”がどうやらヒットパターンのようです。
小型が多いですが、荒んだ心が癒されますね。
大型には厳しいかも
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鬼爪のスペックから、フック折れやラインブレイクの可能性が高いので大型の個体には不向きですね。
釣れすぎ注意
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30分で帰宅しなければならない状況でしたが、釣れる楽しさでラスト一投を何度もやっていると余裕の1時間オーバー。
言い訳を考えなければ……。
渋い状況に直面したときは、諦める前に鬼爪リグを試してみてはいかがでしょうか。
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最後になりますが小さいサイズの個体も釣れやすくなりますので、個体数維持のため速やかにリリースをお願いします。
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鬼爪はジグヘッド用のアシストフックとしても非常に優秀です。
釣れない時のためにも、1袋持ち歩くことをオススメします!