SILENT SIREN・あいにゃんが絵本作家デビュー! 苦労を見てきたメンバーも涙

CS放送のテレ朝チャンネル1 ドラマ・バラエティ・アニメでは、4人組ガールズバンド・SILENT SIRENが出演するレギュラー番組「サイサイてれび!おちゃの間サイサイ」(土曜午後10:30)5月11日の放送において、メンバーのあいにゃんが絵本作家デビューすることを発表する。

今回は、昨年11月からあいにゃんが絵本作家を目指し、初めての絵本作りに挑戦してきた企画「絵本作家デビューへの道」の第1章完結編。もともと絵を描くことが好きで、デザイン系の4年生大学に通ったあいにゃんが、先生に教わりながら作業すること4カ月。ようやく完成した絵本が「にゃんにゃんにゃんたのだいへんしん」だ。姪っ子が生まれたことをきっかけに、出版化を夢見て「第1回CHICORA BOOKS キャラクター絵本 出版大賞」というコンクール応募したが、そこはイギリスや中国など全世界からプロアマ問わず参加する、応募総数200を超えるの高いハードルだった。

メンバーのゆかるんは、「絵本を描かなければいけない期間が、ほんとにスケジュールがタイトに詰まっていたタイミングだったので大変そうでした。その中に1日だけお休みがあったんですが、その時も自宅にこもってずーっと描いてたし、仕事場でも画用紙を持ってきて、隅の方で描いていましたね(笑)」と振り返った。

そして、あいにゃんは「現場に絵本を持ち歩いて描いているのって、『私頑張ってますよ』感が出て好きじゃなかったんですが、期日的にもうホント余裕がなくて、持って行って描かなければ間に合わないくらい、きつかったのをみんなが見守ってくれたので、とてもうれしかったです」と制作秘話とメンバーへの感謝を明かした。さらに「ずっと絵本教室に通っていて、松本えつを先生に教わって作ってきました。先生は普段はかなり穏やかな方なんですけど、何回か宿題をやってこれなかった時があって、『このままだと本当に間に合わないよ』と、かなりのガチトーンで怒られて、たまらず号泣した時もありましたね(笑)。『忙しいって言い訳にならないんだよ…』って完璧なまでの正論を言われて」と当時の苦悩を口にした。

そんな中、番組ではサプライズでコンクールの合否発表が行われた。台本には、「受賞できなかった場合」の進行も用意されていたが、メンバーから「優秀賞」と読み上げられると、あいにゃんは「ホントに? 信じられない…」を連発。苦労を見てきたメンバーからも涙があふれた。そして、最後には、お世話になった松本先生から感動の手紙サプライズもあり、あいにゃんもメンバーも感極まって涙を見せていた。さらに番組では、5月下旬に行われる授賞式にも密着し、放送する予定だ。

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