福岡PARCOでGoripara Cafe営業中? 初日に登場したパラシュート部隊にインタビュー

福岡・天神の福岡PARCOでは現在、「ゴリパラ見聞録×福岡PARCO『Goripara Cafe in 福岡PARCO』」を開催中だ。これはTNCテレビ西日本で放送中の旅バラエティー番組「ゴリパラ見聞録」(金曜深夜0:55)をモチーフにした特設カフェで、4月26日から始まった。番組出演者のパラシュート部隊・矢野ペペがプロデュースしたコーラやコーヒーなどが提供され、コラボTシャツやマグカップなどの会場限定グッズも販売されている。カフェの内装は番組ディレクターの富永治明氏による監修だとか。飲食物は有料だが、店内には無料で入場でき、会場限定の撮りおろし(?)VTRも視聴できる。開催は5月13日まで。

開催初日、カフェに登場したパラシュート部隊・矢野、斉藤優から話を聞いた。

──確か2年前「ゴリパラ展」(https://www.tvguide.or.jp/news/20171219/03.html)の際も同じ控え室で取材させていただきました。

斉藤「デジャブかと思いました(笑)」

──今日から「Goripara Cafe」が始まりました。会場をご覧になった感想は?

ペペ「平日ながらお客さんがたくさん来ていただいて感謝です」

斉藤「リアルに(自分で)カフェをやったら、もうかるのかな(笑)。(思い直して)…調子に乗って失敗する典型的なパターンですね」

ペペ「確かにね」

斉藤「今までグッズを売ったり、イベントをしたり、(それとは違って)新しいパターン、飲んでゆっくりしてという。そういうカフェという試みは面白いと思います。誰が考えたのかは知らないですけど」

──お二人の発案ではない?

斉藤「いや、違いますね」

ペペ「なんとなく『こういう感じで行きます』というのはあったんですが。ただ、(PARCOの)表にでかい看板を出してくれたりとか、あれはもう記念撮影ものですね。家族を連れてくるパターンですね」

斉藤「あれはでかいね」

ペペ「(福岡市の)天神のど真ん中によ、俺たちの顔があんなにでっかくって、ありえないでしょ」

斉藤「PARCOって全国区じゃないですか。そことコラボできるって他県へ行った時にありがたいんですよね」

──それでも、今回で2回目ですよね。

斉藤「そうですね」

ペペ「前回は、あんなに大きな看板はなかったんですよ」

──それは前回の功績なのでは?

斉藤「そうなんですよ、1(ワン)がなければ2(ツー)は作んないですもんね。映画も。大体ツーでこけるんですけど(笑)」

ペペ「でも初日は好調だよね」

斉藤「そうね、みんな(限定)グッズが目当てなのか」

ペペ「飲み物も、カップがこれ、いいよね」

斉藤「中身はフツーのコーラ」

ペペ「やめとけ(笑)」

番組広報担当者「コーヒーはインスタントですか?」

斉藤「そう、誰にでも作れるやつ」

ペペ「やめとけ(笑)。コーラは誰でもは作れませんから」

──会場限定の映像が魅力かと?

ペペ「そう、あそこが肝かも」

斉藤「ロケ終わりのぐでんぐでんのところを撮っているんで、面白いと思いますよ」

ペペ「あれ、何分ぐらいあるの?」

阿部康之介プロデューサー「10分ぐらいですかね」

斉藤「一瞬しか見てないけど、(自身の発言の)言葉が強めでしたもんね」

ペペ「俺は『だめだろ』ぐらいしか言ってなかったような」

──ペペさんは覚えているんですよね。

ペペ「僕は飲んでいないですから。もうむちゃくちゃでしたよ。あれを見て、僕の苦労を分かってほしいですね」

斉藤「コーラを飲みながら、ペペの気分を味わってほしいですね」

──ところで、前回、移動中の読み物について聞いたんですが。

ペペ「俺、なんて言ってました?」

──ランキング1位の本を、と。

ペペ「ああ、俺っぽいっすね(笑)」

──斉藤さんは「FUDGE(ファッジ)」を。

斉藤「ああ、『men’s FUDGE(メンズファッジ)』でしょ。ハハハ、読み出したころですね。いや、懐かしいですね」

ペペ「『men’s FUDGE』が男で、『FUDGE』が女で、お前『FUDGE』しか知らんから女性の方を買って『女ばっか出てんな』って」

斉藤「今はもう分かるようになりました」

──あれから変わりました? 確か「キングダム」は…、

ペペ「マストですね」

斉藤「移動中ねえ、もう疲れて寝てるんですよね。ああ『GO OUT』を読んでますね」

──「GO OUT」?

斉藤「ファッション雑誌なんすよ」

ペペ「アウトドア系のね。お前、なんかイメージチェンジしようとしてんな」

──雑誌が多いですか?

斉藤「最近はエッセーを読むようにしています」

──どなたか(特定の人)というわけではなくて全般ですか?

斉藤「ああ、そうすっねえ、えーと、さくらももこさん?」

ペペ「(笑)20何年前やろ」

──ペペさんは相変わらず…。

ペペ「そうですね、ランキングの1~3位を買ってますね」

──お気に入りは?

ペペ「最近、読めてないんだよな~、うーん。あっ、僕もエッセーを読みましたね。オードリー・若林(正恭)の」

──面白いですもんね。

ペペ「年も一緒。ほとんど同期なんですけど。めちゃくちゃ面白かったですね(笑)。もう、恥も外聞もなく言うならば、ちょっと会ってみたいです」

──車の中ではやっていることは? 以前は年代クイズなんかをやっていると。

ペペ「ああ、やってましたね。1990年クイズとかね」

──相変わらずですか?

ペペ「もうねえ、永く(一緒に)いすぎて、みんなもうしゃべることがないんですよ。(しみじみと)…窓の外、見てます(笑)」

斉藤「車の中ねえ、うーん、愚痴言ってます(笑)。仕事の愚痴」

ペペ「遠いところだったら、5分に1回『遠いな』って」

──今後の計画は?

斉藤「(番組が)10周年なんすよ」

ペペ「10月から」

斉藤「なんで、『日本列島キッズ化計画』を打ち出したんで」

──グッズに力を入れるということ?

斉藤「いやグッズはね、ぼくの手元から離れましたね。規模がでかくなって。もう、あんまり口を出していないです。今はもう『日本列島キッズ化計画』に向けて、どれだけキッズ(番組ファンのこと)の数を増やすかという。具体的なアイデアは、まだゼロなんですけど(笑)。言葉だけは」

ペペ「裾野を広げていきたいよね」

斉藤「今のところ、内容はゼロ」

ペペ「タイトルだけ決まっています。キッズ化を計画しようと」

──よくある「それって言いたいだけやん」ってやつですか?

ペペ「最初に火を起こして後から肉付けを考えるんですよ」

斉藤「『ああ、言ってたな』と」

ペペ「そのパターンなんですよ」

斉藤「いやぁ、集大成なんで」

──集大成? まだまだ続けていただかないと。

斉藤「いやぁ、そう言ってあおろうかと。20周年の時も言いますから(笑)」

──なるほど。ありがとうございました。

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