ペンスが代打同点満塁弾 レンジャーズ逆転勝利

【レンジャーズ9-6パイレーツ】@PNCパーク

2対6と4点ビハインドで迎えた8回表、レンジャーズはパイレーツ4番手のマイケル・フェリースから3つの四球で二死満塁のチャンスを作り、8番のジェフ・マシスに代えてハンター・ペンスを代打で起用。すると、ペンスは初球のスライダーを積極的に振りにいき、左翼ポールに直撃する5号同点グランドスラムを放って期待に応えた。ペンスの一打で追い付いたレンジャーズは、9回表にパイレーツ5番手のタイラー・ライオンズから3点を奪って勝ち越しに成功。9回裏は6番手のクリス・マーティンが三者凡退に抑え、鮮やかな逆転勝利を締めくくった。

3回表にジョーイ・ギャロの12号2ランで先制したレンジャーズだったが、4回裏にジョシュ・ベルの9号2ランで同点とされ、5回裏にはグレゴリー・ポランコの2点タイムリー、6回裏にもコリン・モランの3号ソロなどで2点を失い、劣勢を強いられた。しかし、8回表にペンスの一打で追い付くと、9回表にはイサイアー・カイナーファレファのタイムリー二塁打とルーグネッド・オドーアの3号2ランで3点を奪って逆転勝利。5番手のアリエル・ジュラードが今季初勝利、マーティンが今季初セーブをマークした。なお、先制弾を放ったギャロはこの一発で通算100号に到達。この時点で通算単打は93本だったが、通算単打100本以下で100本塁打に到達するのは史上初の珍事となった。

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