ブライアン・イーノ、アポロ11号の月面着陸50周年記念版『アポロ』が7月19日に発売

ブライアン・イーノが1983年に発表した『アポロ』がアポロ11号の月面着陸50周年を記念して、オリジナル・アルバムのリマスター・ヴァージョンに11曲の新曲で構成されたボーナス・ディスクを加えたエクステンデッド・ヴァージョンで7月19日にリリースされることが決定した。ディスク1にはオリジナル・アルバムの最新リマスター・ヴァージョン収録。(アビイ・ロード・スタジオのマイク・ショーウェルが担当)ディスク2には新曲11曲のインストゥルメンタル・ナンバーを収めたボーナス・ディスク付。(『宇宙へのフロンティア』のサウンドトラックを再構築したもの)

『アポロ』は、ブライアン・イーノがダニエル・ラノワと共に作曲・プロデュース・演奏を手がけたアルバム。収録曲は、もともと劇場用ドキュメンタリー映画『宇宙へのフロンティア』のサウンドトラックとして1983年に制作されたもの(この画期的な映画の監督を務めたのは、アメリカのジャーナリスト/映画監督/脚本家であるアル・ライナート)。

オリジナル・アルバムの収録曲のストリーミングにおける合計再生回数は既に3億回を突破。また、アルバムがリリースされて以来、『アポロ』の収録曲の多くは『トレインスポッティング』のような映画、テレビ番組、コマーシャルなどで使用され、「アン・エンディング」は2012年のロンドン・オリンピックの開会式で使用されている。

今回発表される一連の新曲は、1983年の『アポロ』以来、実に30余年振りに実現したブライアン・イーノ、ダニエル・ラノワ、ロジャー・イーノのコラボレーションとなる。
11トラックのうち「カプセル」、「ラスト・ステップ・フロム・ザ・サーフェス」、「ファイン・グレインド」はラノワが作曲、「ウェイキング・アップ」、「アンダー・ザ・ムーン」、「ストレンジ・クアイエット」はロジャー・イーノが作曲を担当。

■『アポロ』に寄せられたコメント

「イーノのとりわけ荘厳な作品のひとつ。ここでは別世界のような音世界が描かれている。そこには、成熟したアーティストが職人のような気遣いと気配りで作品作りに取り組んでいる様子が映し出されている。」 ―― BBC

「時には空っぽで途切れ途切れ(「マッタ」)。時には無重力で穏やか(「ドリフト」)。時には徹底的に美しい(「アン・エンディング」)。それでもこのアルバムは、一貫した内的な論理に貫かれている。その論理は、背筋がゾッとするような「スターズ」で最高潮に達する。」 ―― Pitchfork

「ダニー・ボイルが監督の傑作『トレインスポッティング』は1990年代を代表する秀逸なサウンドトラック・アルバムを生み出した。そのすばらしい収録曲にあっても、イーノの「ディープ・ブルー・デイ」はずば抜けた選曲だった。」 ―― 『Consequence Of Sound』

ブライアン・イーノ『アポロ』2CD限定ハードカヴァーブック_3D展開図

<発売フォーマット>
(1)2CD限定ハードカヴァー・ブック・エディション
発売日:2019年7月19日
品番:UICY-78944/5
価格:4,000円+税

輸入国内盤仕様
ナンバリング
24ページ・カラー・ハードカヴァー・ブック
英文ライナー翻訳付
完全生産限定盤

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(2)2CD スタンダード・エディション
発売日:2019年7月19日
品番:UICY-15827/8
価格:3,600円+税

英文ライナー翻訳付
※2枚組LPは輸入盤のみの発売。

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iTunes:「ライク・アイ・ワズ・ア・スペクテイター」先行配信はこちら 

<収録楽曲>
Disc 1 : アポロ(リマスター)
01.アンダー・スターズ
02.ザ・シークレット・プレイス
03.マッタ
04.シグナルズ
05.アン・エンディング
06.アンダー・スターズII
07.ドリフト
08.シルバー・モーニング
09.ディープ・ブルー・デイ
10.ウェイトレス
11.オールウェイズ・リターニング
12.スターズ

Disc 2 : フォー・オール・マンカインド
01.ジ・エンド・オブ・ア・シン・コード
02.カプセル
03.アット・ザ・フット・オブ・・ア・ラダー
04.ウェイキング・アップ
05.クリア・デザート・ナイト
06.オーヴァー・ザ・カナリア
07.ラスト・ステップ・フロム・ザ・サーフェス
08.ファイン・グレインド
09.アンダー・ザ・ムーン
10.ストレンジ・クワイエット
11.ライク・アイ・ワズ・ア・スペクテイター

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