大自然の宝庫クイーンズタウン周辺でおすすめの観光スポット5選

エリザベス女王が住むにふさわしい街として名付けられた、ニュージーランド南部にあるクイーンズタウン周辺は、四季折々の景観が楽しめる観光スポットが多く点在します。夏はトレッキングやマウンテンバイク、冬はスキー、スノーボードなど、シーズン通して楽しめるのが特徴です。今回は、クイーンズタウン周辺のおすすめ観光スポットを5つ紹介します。

Skyline Gondola

クイーンズタウンの中心地と海抜790Mのボブズ・ピークの丘を結ぶのは「Skyline Gondola」。平均斜度37度と急で、出発時には一瞬びっくりするかもしれませんが、それもほんの一瞬だけ。すぐに開けた絶景に目を奪われます。

青く海のように広がるワカティプ湖と壮大なサザンアルプス、街のパノラマ3つを同時に満喫できます。

チケットはゴンドラ乗車前にチケット売り場でゲットできます。

筆者がこの日、購入したのは「Gondola + 2 Luge Rides」($55=約4160円)のチケット。こちらは、ゴンドラ往復分+Luge Ridesというアトラクション乗車券2回分がセットになっています。この他にも、頂上で満天の星空観察ができるプランがあるので、チケットに天体観察の写真が載っています。

ゴンドラにバイクを引っ掛けて利用する人も。ボブズ・ピークの山頂からマウンテンバイクで駆け下りるので、バイクと一緒に乗車しています。夕暮れ時には、街の煌びやかな灯りを眺望することもできるので、昼夜問わず訪れることができるスポットです。

Skyline Gondola

住所 Brecon Street, PO BOX 17, Queenstown, New Zealand

電話 +64 3 441 0101

営業時間 9am - 9pm

Skyline Luge

「Skyline Gondola」でボブズ・ピークの山頂に登った先にあるのが「Skyline Luge」です。坂道を利用して転がるカートで、簡単な操作なのにスリリング!子どもから大人まで夢中になるアクティビティです。

「Skyline Luge」へは、専用のリフトでさらに山の上へと登っていきます。色とりどりのヘルメットがリフト乗り場のすぐ近くにあるので、忘れず身につけて。

初めて体験する際は初心者レーンに並び、スタッフからレクチャーを受けます。ハンドルを手前に引っ張るとブレーキがかかって止まる仕組みで、進みたいときはハンドルを前へ倒します。また、左右にハンドルを切れば、カーブもうまく曲がれますよ。

コースは2種類あり、初心者と経験者に分かれているので安心。まるで、マリオカートのような面白さなのに、目の前にはクイーンズタウンの雄大な自然が広がっていて気分は爽快!

Skyline Luge

住所 Brecon Street, PO BOX 17, Queenstown, New Zealand

電話 +64 3 441 0101

営業時間 10am〜日により変動

※終了時間は公式HPでご確認ください。

Ziptreck Ecotours

ボブズ・ピークの山頂からスタートするジップライン「Ziptreck Ecotours」では、スリル満点なジップラインだけではなく、ニュージーランドの自然形態や、固有生物の紹介なども学ぶことができるんです。

コースは自分のレベルに合わせて選べ、最大で地上高25m以上、最長300mのジップラインを満喫することができます。筆者がこの日体験したのは「KERERU TOUR」で、2回のジップラインと、21mのツリーデッキから垂直にダイブするドロップ1回が含まれたツアー($95=約7200円)。

ハーネスとヘルメットを着けての本格的なアクティビティは、ちょっとしたスリルを味わいたい人にピッタリ。1人で参加する女性もおり、和気藹々とした和やかなムードでツアースタート。おひとり様でも参加しやすく、スタッフが丁寧で優しいのが印象的。器具の安全説明では、日本語で書かれた物もありますよ。

Ziptreck Ecotours

住所 45 Camp St., Queenstown

電話 0800 947 873

営業時間 8:00~19:30(冬季8:30~18:00)

参加条件 Moaコースは体重125㎏以下、Keaコースは体重30kg以上・125kg以下。15歳未満は保護者同伴、18歳未満は保護者の同意が必要。

Kiwi Birdlife Park

ニュージーランドの国鳥に指定されているキーウィを始めとする、希少な動物を飼育している施設。「Skyline Gondola」の目と鼻の先にあり、ついでに寄ることができるアクセスの良さも特徴です。

園内は広大な公園のようになっており、様々な鳥や生物と出会うことができます。

日本語音声ガイドの貸し出しもあるので、英語が苦手でも詳しく知ることができますよ。また、キーウィの餌やりも観察することができますが、夜行性なのでキーウィのいる小屋は撮影禁止。ぜひ、ご自身の目でキーウィの愛くるしい姿を焼き付けて。

施設内にはショップとカフェが併設されており、ここでしか手に入らないキーウィグッズもたくさんあります。

ニュージーランドはマヌカハニーでも有名な土地。日本よりもリーズナブルな値段で、たくさんのマヌカハニーが手に入っちゃいます。

Kiwi Birdlife Park

住所 PO Box 643, Brecon St, Queenstown, 9300,New Zealand

電話 +64 3 442 8059

開園時間:夏期9:00~18:00(最終入園17:00)、冬期9:30~17:30(最終入園16:30)

※キーウィの餌付けは毎日10:00、12:00、13:30、16:30

paddle wanaka

クイーンズタウンから車で1時間ほど走らせると、より水の透明度が高いワナカ湖にたどり着きます。

「paddle wanaka」では、カヤックとスタンドアップパドルの体験ができますが、初心者にはカヤックが簡単でおすすめ。筆者が体験したのは、カヤックの「TIKI TOUR」($179=約13500円)。午前9:00と午後2:00の1日2回から時間を選択できる4時間のコースです。

手ぶらで行っても、ガイドが全て準備をしてくれて、ボートの上でも会話で楽しませてくれます。途中、湖畔に上陸していただくのは、ガイドお手製のフレンチトーストと出来立ての紅茶または珈琲!贅沢な時間にうっとりします。

底が見えるほど澄んだ湖では美しい鏡ばり現象を見ることができます。映画ロードオブザリングの舞台にもなった、この地の壮大な自然がどこまでも続いて、冒険者たちを包み込んでいるよう。

また、景色を十分堪能できるように、行けるところまで進んだら、カヤックを漕いで元の岸に戻るのではなく、水上タクシーが湖上までお迎えに来てくれます。帰りに漕がなくていいので楽チンですね。

Paddle Wanaka

住所 163 Ardmore Street, Opposite the corner of Ardmore & Dungarvon Streets, Wanaka 9035, New Zealand

電話 +64 21 926 949

営業時間 9:00 AM - 6:00 PM

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