ピスコッティがサヨナラ弾 アスレチックス延長戦制す

【レッズ4-5xアスレチックス(延長13回)】@オークランド・コロシアム

日本時間5月6日の試合で守備時にフェンスに激突して股関節を痛めた主砲のクリス・デービスが、「4番・指名打者」で先発出場しながらも5回裏の3打席目を迎えたところで途中交代となったアスレチックスだったが、デービスの代打で登場したケンドリズ・モラレスがヒットを放ってチャンスを広げ、二死満塁からスティーブン・ピスコッティの内野安打に二塁カイル・ファーマーの送球ミスが重なって4対4の同点に。試合はそのまま延長戦に突入し、延長13回裏にピスコッティがレッズ7番手のロバート・スティーブンソンから5号サヨナラソロを放ち、試合に決着をつけた。アスレチックス7番手のリアム・ヘンドリックスが今季初勝利をマーク。サヨナラ弾を浴びたスティーブンソンは今季初黒星を喫した。

レッズがソニー・グレイ、アスレチックスがブレット・アンダーソンの先発で始まった一戦は、初回にアスレチックスがジュリクソン・プロファーの4号2ランで先制。レッズは2回表に2つの四球で無死一・二塁のチャンスを作り、ファーマーのタイムリー二塁打、ホゼ・ペラザとニック・センゼルのタイムリーなどで4点を奪って試合をひっくり返した。レッズは5回裏一死満塁となったところでグレイを諦め、2番手のアミール・ギャレットを投入するも、アスレチックスは二死後にピスコッティのタイムリー内野安打とファーマーの送球ミスで4対4の同点に。その後は両軍リリーフ陣の好投が続き、最後は延長13回裏の先頭打者、ピスコッティがひと振りで試合に終止符を打った。

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