イギリスでも若者のセックス離れが進んでいる

ロンドン大学衛生熱帯医学大学院が行った調査で、ネットフリックスやSNSなどのデジタル・コンテンツの普及がイギリス人、特に若者のセックス離れに拍車を掛けていることが分かった。「デーリー・ミラー」紙が伝えた。

この調査は16~44歳の男女3万4000人のを対象に行った過去の調査を分析したもの。約29パーセントが過去1カ月に性交渉がなく、これはネットフリックスなどデジタル・サービスがはびこる現代のライフ・スタイルが原因だとしている。

特に低下が顕著なのが25歳以上の結婚もしくは同棲しているカップルで、性交渉が最低週1回あると応えたのは約41パーセントという結果が出た。

専門家は、身体の触れ合いの欠如が健康に影響を与えるとし、国民医療サービス(NHS)も、「せめて週1」を推奨しているという。

© 英国ニュースダイジェスト