カージナルス打線が大爆発 16安打17得点で大勝

【パイレーツ4-17カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

カージナルスは、過去2試合でフィリーズ投手陣に合計1得点に封じられていた鬱憤を晴らすかのように打線が爆発。本塁打こそ1本も出なかなったものの、6本の二塁打を含む16安打17得点の猛攻をパイレーツ投手陣に浴びせ、17対4で大勝した。4番のマーセル・オズーナの4打点を筆頭に、5人の打者が2打点以上をマークし、1番のマット・カーペンターから8番のコルテン・ウォンまで先発野手全員安打を記録。試合終盤には主力選手を交代させ、休養を与える余裕すらあった。大量援護に守られた先発のマイケル・ワカは、6回途中9安打4失点ながら今季3勝目(0敗)をマーク。パイレーツは先発のジョー・マスグローブが4回途中8失点と大誤算で、リリーフ陣もことごとく攻略された。

先発のワカが初回にグレゴリー・ポランコの2号ソロで先制を許したカージナルスだったが、2回裏にヤディアー・モリーナとデクスター・ファウラーのタイムリー二塁打、ポール・ゴールドシュミットのタイムリーで一挙4点を奪って逆転に成功。3回表にポランコのタイムリー二塁打で2点差とされるも、3回裏にファウラーのタイムリーなどで2点を追加してリードを広げ、4回裏にはモリーナのタイムリー、ウォンのタイムリー二塁打などで早くも2ケタ得点に到達した。5回表にはポランコのタイムリー二塁打などで2点を返されたが、6回裏にカーペンターのタイムリー、ゴールドシュミットとオズーナのタイムリー二塁打で大量5点を追加。8回裏にも1点を追加し、終わってみれば17得点での大勝となった。ゴールドシュミットとモリーナはともに3安打2打点の活躍。パイレーツは、3安打3打点の活躍を見せたポランコの孤軍奮闘だけが光った。

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