旭化成、売上高過去最高2兆1704億円 3月期連結

 旭化成は10日、2019年3月期連結決算を発表した。売上高は前期比6.3%増の2兆1704億円で過去最高を更新。営業利益は5.6%増の2096億円と初めて2千億円を超えたほか、経常利益は3.5%増の2200億円で、いずれも過去最高となった。繊維、賃貸管理事業などが好調で、海外医療機関向け製品の販売が増えたことなどが増益に貢献した。一方で、純利益は有価証券売却益の減少などにより、13.4%減の1475億円だった。

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