ザマギ 『すごい話があるんだ、聞いたらたまげるぞ!』- 聞いたらたまげた

聞いたらたまげた

暑くなってきたこの季節、まずオーバーサイズのTシャツと薄いパンツを選ぶ。次に自転車に乗る。そして胸ポケットにiPhoneをつっこんだら、爆音でザマギを流しながら学校へGO! 夏が始まるドキドキとゆるいTシャツとザマギの音楽の相性の良さは異常。自転車を漕ぎながら聞く「Skyward」は学校に行く憂鬱さが消えるほど圧倒的に爽快。嫌味のない軽さ、風通しの良さ、余裕、下心、遊び心をキラキラと感じさせる彼らの音楽に私はずっと憧れている。軽いのにチープさはない。その軽さにのせて、なんだかすごく大切なことをザマギは言っている。「やりたいことをやっていこう。それに対して君はどれだけ行動を起こせる? ビビるな」とザマギは言っている。こんなヤバい話を湿り気ゼロ、説教臭さゼロで、それどころかこんなにもクールかつ茶目っ気たっぷりに伝えられたら、そんなのもうやるっきゃない。言葉では伝えきれないくらいとにかくヤバい。(阿佐ヶ谷ロフトA:田中いずみ)

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