ロイヤルズ・ゴードン 2本塁打で通算1500安打到達

【フィリーズ1-5ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

ロイヤルズは初回にアレックス・ゴードンの7号2ランで先制。4回表に一死二・三塁からオドゥベル・ヘレーラのセカンドゴロの間に1点を返されたものの、5回裏にゴードンが8号ソロ、6回裏にホルヘ・ソレアーが10号ソロ、8回裏にケルビン・グティエレスが犠牲フライを放ち、フィリーズを突き放した。ロイヤルズ先発のホーマー・ベイリーは5回4安打1失点と自身の役割をしっかり果たし、今季4勝目(3敗)をマーク。一方、フィリーズ先発のジェイク・アリエタは3本塁打を浴びるなど、6回途中7安打4失点で今季3敗目(4勝)を喫した。

ロイヤルズ一筋13年目のベテラン外野手、ゴードンが2本塁打で3打点を叩き出す活躍を見せ、通算1500安打のマイルストーンに到達した。大型三塁手として期待されてプロ入りするも、その期待には応えられず、外野手に転向して花開いたゴードンは、2011年に打率.303、23本塁打、87打点、OPS.879と自己ベストのシーズンを過ごし、ゴールドグラブ賞を初受賞。しかし、同賞を通算6度受賞する一方で、近年は打撃成績が悪化し、「守備の人」という印象が強くなっていた。ところが、今季はここまで36試合に出場して打率.291、8本塁打、30打点、OPS.926と打撃好調。2月に35歳となったベテラン外野手は、健在ぶりをアピールしている。

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