“姫”こと八千草薫が「やすらぎの刻」初登場! 石坂浩二の夢枕に立ってお小言!?

テレビ朝日系で放送中の開局60周年記念 帯ドラマ劇場「やすらぎの刻~道」(月~金曜午後0:30)に、八千草薫演じる“姫”の愛称で親しまれてきたキャラクター・九条摂子が初登場する。

本作は、2017年4月~9月に放送され幅広い世代から絶大な支持を集めた「やすらぎの郷」の主人公である菊村栄(石坂浩二)が執筆するシナリオ「道」を新たに映像化したもので、日本の原風景をテーマに「やすらぎの郷」の“その後”と、名もない夫婦の一代記をつづる「道」の二つの世界が絶妙なバランスで描かれる。

“姫”こと九条は戦前から活躍してきた大スターで「やすらぎの郷」最初の入居者のひとり。乙女のような清純さを保ち続け、まさに「やすらぎ」ワールドの“永遠のマドンナ”的存在だった。“覚悟”を携えて天国へと旅立った彼女の最期は「やすらぎの郷」全体に深い悲しみをもたらした。

その“姫”が登場するのは、5月27日放送の第36話。“姫”は、栄の亡き妻・律子(風吹ジュン)とともに、栄の夢の中に出現。その日、施設の新コンシェルジュ・有坂エリ(板谷由夏)と鎌倉デートを楽しみ浮かれまくっていた栄に、2人そろってやんわりお小言。あの懐かしい口ぐせ「ねぇ~」を連発しながら、栄の邪念(!?)をたしなめる。“姫”はとにもかくにもエリのことで頭がいっぱいになっていた栄を、もういちど「道」のシナリオ執筆に向かわせる大きな役目を果たしていく。

体調不良により「道」パートのヒロイン・しの役の降板を発表した八千草だが、今回のシーンは降板を決定する前に撮影したもので、収録は終始和やかなムードで行われた。八千草は、「道」降板決定後も意欲的に追加撮影に参加しており、今後も九条摂子として度々「やすらぎ」パートに登場するという。“永遠のマドンナ=八千草薫”の出演シーンを楽しみに待ちたい。

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