【広島】これぞ穴場!広島の隠れた絶景観光スポット5選

2つの世界遺産がある広島県は世界的にも有名な観光地。定番の観光スポットもいいけれど、みんなが知らないところに行ってみたい!という人もいますよね。そこで今回は広島県の穴場スポットをご紹介します。

1. 三段峡(山県郡)

広島県北西部を流れる太田川水系の支流・柴木川にある長さ16kmの渓谷。滝や急流、岸壁などがつくりだす変化に富んだ自然景観が美しく、国の特別名勝にも指定されています。長い渓谷の随所に素晴らしい景色が広がっており、自然が織りなす景観美を楽しみながらのハイキングがおすすめです。中でも30mの落差を三段に分けて勢いよく流れ落ちる「三段滝」は必見。切り立った岸壁に囲まれた滝から巻き上がる水煙は迫力満点!自然の偉大な力を感じることができますよ。

2. 向上寺三重塔・潮音山公園(尾道市)

瀬戸田港を見下ろす潮音山公園の中腹にある向上寺はおよそ600年の歴史を持つ寺院。1432年に建立された三重塔は、創建時代から残る唯一の建築物で国宝に指定されています。高さ19m、和様・唐様の折衷様式で建てられた鮮やかな朱塗りの三重塔はこの時代に建てられた建築物の中でも最も美しいものの一つとされています。潮音山の山頂からは三重塔越しに瀬戸内海や大三島を一望することができるので、ぜひ山頂まで登ってみてください。眼下に広がる瀬戸内の美しい景色を眺めれば長い坂道を上った疲れも吹き飛びますよ。

3. 神峰山(かんのみねやま)(大崎上島)

瀬戸内海の中央に位置する大崎上島にある標高およそ453mの山。山頂からは瀬戸内海の115もの島々を眺めることができる瀬戸内海でも有数の風光明媚な景勝地として知られています。山頂には石鎚神社、薬師堂があり人々の信仰を集めています。山頂に至る登山道には3つの展望台があり、それぞれから素晴らしい景観を楽しむことができます。何と言ってもおすすめなのは、第3展望台からの眺め。瀬戸内海の島々だけでなく、四国連峰やしまなみ海道の各橋も見渡すことができ、瀬戸内海の多島美を堪能することができますよ。

4. 佛通寺(三原市)

1397年創建の臨済宗佛通寺派の寺院。境内には国の重要文化財に指定されている1406年建立の地蔵堂をはじめ多くの文化財が保存されています。
広島県屈指の紅葉の名所としても有名で、毎年秋になると多くの観光客でにぎわいます。佛通寺に入るために渡る「巨蟒橋(きょもうきょう)」や参道など、寺域内の至る所で紅葉を楽しむことができますよ。例年11月には参道の紅葉がライトアップされ、夜空に浮かび上がる色鮮やかな紅葉を堪能することができます。

拝観料: 一般300円、学生200円
拝観時間: 8:00 am - 5:00 pm
秋のライトアップ期間(2018年): 11月3日〜11月25日 5:30 pm - 8:00 pm

5. 仙酔島(福山市)

鞆の浦(とものうら)に浮かぶ「仙酔島」は、約9000万年前の大規模な火山活動により形成された外周約6kmほどの無人島。仙人が酔ってしまうほど美しい島であることからその名が付けられたと言われています。島内一帯に整備された散策路の途中には多くの展望スポットがあり、海と山の景色を楽しみながら散策できますよ。島の西側にある仙人ヶ丘展望台からは日本の夕陽100選にも選ばれた美しい夕陽を眺めることができます。瀬戸内海に沈みゆく夕陽は心奪われるほどの美しさ。ぜひご覧くださいね。

いかがでしたか?瀬戸内海に面した広島県は美しい風景の宝庫でもあります。ぜひ実際に訪れてお気に入りの景色を見つけてくださいね。

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