神奈川県の黒岩祐治知事は13日の定例会見で、菅義偉官房長官（衆院神奈川2区）が「ポスト安倍」候補として急浮上していることについて問われ、新元号「令和」の発表で知名度が一気に上がったとの見方を示した上で、「長年にわたって安倍政権を支えている安定感が評価されているのは素晴らしい」と述べた。
また、小泉進次郎・自民党厚生労働部会長（11区）や河野太郎外相（15区）も将来の首相候補に名前が挙がっていることについては「非常にうれしいこと。郷土から（首相が）出てくるのを応援したいというのは日本人としての素朴な思いではないか」と期待を込めた。
この日の会見では、「笑」という漢字が並んだカラフルな会見用バッグボードが新たに登場。4月の知事選で「コミュニティー再生で笑いあふれる100歳時代」を掲げた知事は「今の県政の方向性を示す象徴的なボード」と満足げだった。
