3700人自慢の歌声 20日から横浜で国際シニア合唱祭

本番に向けて話し合いをするゴールデンウェーブのメンバー=横浜市西区

 国内最大規模の国際シニア合唱祭「ゴールデンウェーブin横浜」が20~22日、みなとみらい21(MM21)地区の横浜みなとみらいホールで開催される。国内外の計106団体、約3700人が参加し、自慢の歌声を披露する。NPO法人ゴールデンウェーブ(吉田奈美子理事長)の主催。

 同イベントは、発表の場が少ないシニア合唱団の晴れの舞台を作ろうと2008年に同ホールで初開催。以後、東日本大震災に被災した11年を除いて毎年行われており、11回目となる。

 今年は韓国の4団体、台湾の1団体と海外からの参加が最多となり、90代の参加者も約40人に上るという。多くの人が楽しめるよう、合唱の合間にパイプオルガンを演奏するほか、横浜出身の女優、五大路子さんのトークも披露される。

 同合唱祭は、第1回の参加は約80団体だったが、回を重ねるごとに認知度が向上し、現在は国内外の団体から問い合わせが寄せられているという。今年も新たに14団体が参加する。

 村山猛事務局長(75)は「10回の節目だった昨年から、新たな旅立ちの気持ち。多くの人に来場して楽しんでほしい」と話している。

 各日午前10時半開演。問い合わせはゴールデンウェーブ事務局電話045(334)0460。

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