古くなったエギたちを
イカに噛みつかれたり根ずれで布がボロボロになったりと、長く使えば使うほどボロボロに傷んできます。
カンナ交換したり、布を張り替える方法もありますが、なかなか面倒くさいですよね。
そうだ!ルアーにしよう
エギング中、魚がバイトしてくるのはよくある話です。
ということは……トレブルフック搭載のルアーにしたら、めちゃくちゃ釣れるのでは!?
レッツトライ!
今回の対象は、倉庫で眠っていた100均エギ。
今後使用する予定も少なそうなので、さっそく改造を施していきます。
用意するもの
■餌木
■ペンチ
■ニッパー
■接着剤もしくはエポキシ
■クローズヒートン
■スプリットリング
■トレブルフック
手順
①カンナを取る
餌木の根本からカンナを取り去ります。
へし折ってもいいのですが、ニッパーでカットするときれいに出来ますよ。
②接着剤を塗布し、ヒートンを差し込む
壁などに物を吊り下げる金具“ヒートン”をカンナがあった箇所へ捻じ込みます。
接着剤やエポキシを塗布して捻じ込めば耐久性が増し、頑丈な固定が出来ます。
③トレブルフックをつけて完成
ヒートンがしっかり固定出来たら、スプリットリング・トレブルフックを付けて完成です。
フッキング率が上がるようにアシストフックをつけたり、トレブルフックの位置を変えたりとアレンジもリメイクの楽しいポイントですよ。
アクションはいかに
さっそく海へ繰り出し、まずはアクションを見てみることにします。
魚が喰らいつきそうなアクション・そして使い勝手をチェックしてみましょう。
ウエイト追加が必要かも
カンナを取り去らいトレブルフックに変更しましたが、アクションやフォールスピードは餌木そのもの。
ゆっくりとした動きは魚を狙うのにはちょっと扱いにくいので、アイ部分にオモリを追加することにしました。
魚を狙ってみた
ウエイトを追加しキビキビ動く姿は、まさしくフィッシュイーターが喰いつきそうなルアー。
果たして魚は喰いつくのでしょうか!?
表層~中層
この日はベイトが浮いており、アジやサバの回遊魚が回っていたので表層~中層付近をスイミングで誘ってみました。
『ワンチャン青物も出るかも』と期待しましたが、反応を得ることが出来ませんでした。
ボトムでヒット
上の層を諦め、ボトムから2メートル程度跳ね上げてフォールのポンピングを繰り返していると“ガガッ”と魚からの反応が!
上がってきたのは根魚定番のカサゴちゃん。
アシストフックにしっかり掛かっており、サイズは小さいながらも餌木で釣り上げた貴重な一匹となりました。
引き続き同じアクションで探るもアタリは少なく若干諦めかけたその時、ロッドにずっしりとした重みが乗りました。
『絶対にバラせない‥‥』と慎重にファイトすると、餌木を丸呑みしたマハタが出現!
リリースサイズですが、こちらも嬉しい一匹ですね。
意外に釣れるルアーかも
エギング中の外道として釣れるよう根魚には意外と効果的な餌木リメイクルアー。
今回は釣り上げることが出来ませんでしたが、表層~中層でも釣れるか引き続きチャレンジしたいと思います。
お手元に古くなって出番が少ない餌木をお持ちでしたら、リメイクして美味しいターゲットをゲットしてみてはいかがでしょうか。