日産、純利益57%減 9年ぶり低水準、ゴーン路線頓挫

日産自動車が14日発表した2019年3月期連結決算は売上高が前期比3・2%減の11兆5742億円、純利益が57・3%減の3191億円で減収減益だった。主力の米国市場での販売が振るわなかったため。リーマン・ショックの影響が続いていた10年3月期以来9年ぶりの低水準だった。20年3月期の純利益は19年3月期からさらにほぼ半減する見通し。前会長カルロス・ゴーン被告が進めた販売台数の拡大路線から転換する。

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