社員らによる「解雇を通告された」との書き込みが話題となったゲーム会社(株)アルフリードゲームスが破産

 (株)アルフリードゲームス(TSR企業コード:024170577、法人番号:1010001182389、新宿区西新宿6-15-1、登記上:千代田区西神田3-5-3、設立2017(平成29)年3月23日、資本金2500万円、奥津泰彦社長)は5月8日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には大野渉弁護士(田辺総合法律事務所、千代田区丸の内3-4-2、電話03-3214-3811)が選任された。
 負債総額は債権者69名に対し約3億3600万円。

 ソーシャルゲームの制作を手掛け、2019年3月に自社で初となるアプリゲームの発表を予定にしていた。
 しかし、発表予定のゲームの開発が遅延していたことから、商品化に漕ぎつけることができず、2019年2月、急激に資金繰りが逼迫。ゲーム開発事業の譲渡やアライアンスに向けた交渉も進めていたものの、頓挫したことで今後の事業継続を断念し今回の措置となった。
 2月下旬には、ツイッターなどのSNSで複数の社員らが「経営者から一斉に解雇を通告された」と書き込みをし、インターネットを中心に話題を集めていた。

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