5月14日に行われたジロ・デ・イタリア第4ステージの終盤に発生した落車事故に巻き込まれ、左膝を負傷したオランダのトム・ドゥムラン(チームサンウェブ)は、翌15日の第5ステージに出走したが、オフィシャルスタートの0km地点移動中にレースをリタイアした。第5ステージは雨で気温も10℃前後と低く、しかもスタートから上り坂だった。
2017年の総合優勝者で、今年も有力な優勝候補の1人だったドゥムランは、第4ステージのゴールまで残り6.5kmで発生した落車に巻き込まれて左膝を負傷し、4分以上遅れてゴール。総合争いからはすでに脱落していたが、幸いゴール後の検査で骨折は見つからなかったこともあり、第5ステージをスタートした。しかし、膝の痛みがひどく、ドゥムランはすぐチームカーに乗り込んでしまった。
( ジロ公式サイト )