湯を浴びながらみこしが温泉街を練り歩く「湯かけまつり」が25日、湯河原町などで開かれる。湯河原温泉観光協会の主催で36回目。
湯河原では江戸時代、温泉の湯を樽(たる)に詰めて大名家などに献上したとされる。まつりは、献上に出発する時の安全祈願の儀式を再現している。
当日は、不動滝(同町宮上)から泉公園(静岡県熱海市)にかけての約2キロを、みこし4基が練り歩く。沿道に温泉の湯が入った樽約千個が用意され、観客はみこしを目掛けて湯をかける。
同協会は、そのうちの1基を担ぐ体験ツアーを企画し、参加者を募集している。参加費3千円、先着100人。
まつりは午後7時~9時半。問い合わせは、同協会電話0465(64)1234。