ペンギンが初めて前身の旧長崎水族館に来てから今年で60周年を記念し、長崎ペンギン水族館(長崎市宿町)は60年の歩みを振り返る企画展を開催している。
1959年4月、「東洋一の水族館」をうたい開館した長崎水族館に、同年8月、4羽のヒゲペンギンが入館。98年に長崎水族館が経営難で閉館した後は長崎ペンギン水族館にペンギンの飼育が引き継がれ、現在は、種の数としては世界一となる9種類のペンギンを飼育している。
同館2階奥にある展示コーナーには、ヒゲペンギン4羽が初めて入館した時や、国内で初めてキングペンギンの繁殖に成功した時の様子など、60年間の節目の瞬間を収めた写真を紹介。ほかに歴代のパンフレットやポスターなど計約250点を展示している。
楠田幸雄館長は「昔懐かしい古き良き時代を感じながら、お子さんやお孫さんに伝えていただければ」と話す。企画展は来年3月末まで。ペンギン入館60周年を迎える8月5日には、記念イベントを計画しているという。
4羽からスタート 60年の歴史 振り返る ペンギン水族館で企画展
- Published
- 2019/05/17 16:00 (JST)
- Updated
- 2019/05/18 00:07 (JST)
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