アスレチックス17得点 先発全員の16安打で圧勝

【アスレチックス17-3タイガース】@コメリカ・パーク

アスレチックスは先発のクリス・バシットがタイガース打線を8回まで無得点に封じる見事なピッチングを披露。打線は3回表にジュリクソン・プロファーの5号グランドスラムなどで大量6点を先制してバシットを援護し、試合後半にも得点を重ねて終わってみれば先発全員安打を含む16安打17得点でタイガースに圧勝した。8回105球を投げて被安打4、奪三振7、与四球2、無失点という安定したピッチングを見せたバシットは今季2勝目(1敗)をマーク。タイガースは先発のスペンサー・ターンブルが4回6失点(自責点1)で今季3敗目(2勝)を喫し、2番手以降のリリーフ陣も失点を重ね、最後は内野手のブランドン・ディクソンを敗戦処理として投入せざるを得なかった。

アスレチックスは3回表にロビー・グロスマンの三塁打とジョシュ・フェグリーのタイムリーで先制し、一塁ニコ・グッドラムのエラーなどで二死満塁のチャンスを迎えると、ターンブルの暴投、スティーブン・ピスコッティの四球、プロファーの5号グランドスラムで一挙6得点のビッグイニングとなった。6回表にフェグリーの5号2ランとマット・オルソンの3号ソロで3点を追加すると、7回表にはフェグリーのタイムリー二塁打とマーカス・セミエンの5号3ランで4得点。8回表にはグロスマンに2点タイムリー二塁打が飛び出し、9回表にはマーク・キャナがディクソンから4号2ランを放ち、16安打17得点の猛攻を締めくくった。9番のフェグリーは5号2ランを含む4安打4打点の大暴れ。タイガースは9回裏に2番手のアーロン・ブルックスからダウェル・ルーゴの1号3ランで3点を返すのが精一杯だった。

© MLB Advanced Media, LP.