県は17日、海老名市などに住む0歳の男児3人と20代の女性2人の計5人がはしかに感染したと発表した。女性2人は海老名総合病院(同市河原口)の職員で、男児3人は同病院と海老名メディカルプラザ(同市中新田)のいずれかを受診していた。
県は、3~5、7、9~14日に同病院を、10、13、14日に同プラザをそれぞれ利用した人を対象に注意を喚起。訪れた日から3週間後までに、はしかを疑うような症状が出た場合は医療機関に事前連絡した上で、指示に従って受診するよう呼び掛けている。
県によると、はしかに感染すると38度以上の発熱や全身の発疹、目の充血などの症状が出る。今年の患者は5月12日現在で計38人で、前年の年間6人を既に大幅に上回っている。