海辺の公園、恐竜動く 7月13日から横須賀

「ヨコスカ恐竜パーク2019」のポスター(ⓒ山本匠)

 横須賀に今夏、恐竜がやってくる-。「ヨコスカ恐竜パーク2019」が7月13日から、うみかぜ公園(横須賀市平成町)で開かれる。公園内の広場に、動く恐竜のロボットを15体展示。日本を代表する造園家・金井良一さんが、恐竜の生きた太古の世界をよりリアルに再現する。9月8日まで。

 神奈川新聞社やヤチヨ、トライアングル、横浜アーチストでつくる実行委員会の主催。

 恐竜展では、模型などを施設の中に展示することが一般的だが、ヨコスカ恐竜パーク2019では、公園内の芝生広場(約2千平方メートル)にティラノサウルスやトリケラトプス、ステゴサウルスなど12種15体のロボットを設置。青空の下、全長3メートル~8メートルの恐竜が首を動かしたり、尾を振ったりする様子を観覧できる。

 会場をプロデュースするのは、独創的な庭造りで知られるガーデンデザイナーの金井さん。テレビ番組にも多数出演し、「TVチャンピオン」のガーデニング王選手権で4連覇を果たし、「大改造!!劇的ビフォーアフター」などでもその才能を発揮している。

 今回の恐竜展でも、金井さんが想像力を膨らませ、恐竜の生きた三畳紀、白亜紀、ジュラ紀の三つの時代の風景を、多種多様な植物を生かして作り出すという。

 会場では他に、子ども向けのアトラクションやワークショップも予定されている。

 6月1日から入場チケットを販売する。前売り券は大人1300円、中高生千円、子ども400円。当日券は大人1500円、中高生1200円、子ども500円。3歳以下は無料。

 問い合わせは、実行委事務局電話046(854)9993。ホームページ(https://yokosukakyoryupark.jp/

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