【美女の乗るクルマ】-scene:10- ホンダ ヴェゼル × 沢すみれ

ホンダ ヴェゼル × 沢すみれ

太陽のごとき輝きを放つ“なでしこ”・沢すみれと休日デート

彼女は輝ける女性だ。初めて出会った時にそう思ったし、交際して2年が経とうとしている今も、まるで太陽のように彼女は輝き続けている。

彼女の一番の趣味はクルマの運転で、休日は二人でドライブに出かけることも多い。今日も彼女の休日に合わせて、お台場へ出かけようと約束していた。そして僕は今日も、勇ましいエンジン音を奏でる彼女の愛車、ヴェゼルの“助手席”に乗る───。

(この物語はフィクションです。)

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ホンダ ヴェゼル × 沢すみれ
ホンダ ヴェゼル × 沢すみれ

なでしこリーグ、つまり日本女子サッカーリーグで活躍中のプロサッカー選手。それが、僕の彼女である沢すみれの職業だ。

若くして実力があり、あまり言いたくはないけど、ルックスもレベルが高い、チームとしても売り出し中の選手だ。漢字は違うが、「澤二世」などとも呼ばれ、いずれ日本代表にも入るに違いないと、さっき読んだサッカー雑誌にも書いてあったし、僕を含めた周辺の人間もそう期待している。

一昨年の春、某サッカーチーム関係者の友人に誘われ、彼女が所属するチームの練習を見に行ったのが始まりだった。

当時の僕は、サッカーを見るのは好きだが、欧州の、しかも男のサッカーしか興味がなかった。しかし練習風景を生で見たことにより、女子サッカーを見る目が大きく変わることになった。

ホンダ ヴェゼル × 沢すみれ

練習後、グラウンドで最も輝いていた選手、つまり沢すみれに「頑張ってください」と声をかけると、彼女は僕の両手を力強く握って「ありがとう!」と言ってくれた。額から流れ落ちる汗がキラキラ輝いていたのが印象的だった。

あまり大きな声では言えないが、それから数ヶ月後には彼女との交際をスタートした。注目を集める女子選手ということで、おおっぴらに外を歩くことはできないため、デートはいつもクルマでドライブすることが多い。

すみれ:「ドライブばっかりでごめんね。私的には世間にバレてもいんだけどな」

僕:「いや、楽だし別にいいよ。ドライブ好きだし」

すみれ:「好きな人と一緒にいるだけで、悪いことしてるわけじゃないのにね〜」

ホンダ ヴェゼル × 沢すみれ

彼女は運転も得意だ。まるでピッチの上で相手選手の間をドリブルですりぬけていくかの様に、アグレッシブに、それでいてよどみなく、運転操作をこなしている。

現在の彼女の愛車は、ホンダのヴェゼルだ。今年追加されたばかりの「ツーリング」というグレードで、1.5リッターターボエンジンを搭載する。

ヴェゼルにはハイブリッド仕様もあるのだが、彼女は低燃費なハイブリッドよりスポーティなターボエンジン搭載車を選んだ。従来から存在した自然吸気エンジンより最高出力、最大トルクとも向上していて、胸のすくような走りをみせる。パワフルなミドルシュートが得意な彼女に、相応しいクルマといえるだろう。

ホンダ ヴェゼル × 沢すみれ
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らしくない運転ミス

ホンダ ヴェゼル × 沢すみれ

ドライブデートの途中で、彼女は必ず僕に聞いてくる。

すみれ:「今日は運転する?」

僕:「いや、いい」

すみれ:「ちぇ、今日も断られちゃった。これで10連敗」

僕:「沢選手、なんでも勝ち負けで表現しないでください!」

僕は運転することを薦められるのが嫌いだ。人に運転が下手だと思われるのが嫌なのだ。

その理由は教習所にある。

ホンダ ヴェゼル × 沢すみれ

若かりし頃、地元の教習所に通っていたのだが、そこの教官がかなり厳しい人だった。「なにやってんだ、バカか!」「んな操作してたら事故って死ぬぞ!」「もうヤメろ、今すぐヤメて帰れ!」彼が発した数々の暴言は、未だに僕の頭の片隅に残っている。

今考えてみても、あれはパワハラだ。もしアメリカだったら訴えれば勝てるレベルだろう。一度だけ、「クルマは運転が上手い人だけのものですか?」と、言い返したこともあったっけ。ともあれ、あれ以来、クルマで出かける際に、人から運転してくれと言われそうになると、ついつい身構えてしまう。

しかし、このヴェゼルはきっと運転しやすいクルマなんだろう。

ホンダ ヴェゼル × 沢すみれ

実際は運転席でハンドルを握ってみないとわからないところだが、周囲の状況がよくわかる気がする。そしてスイスイ走れる。すみれの顔を見ていると、加速したい速さで思いのままに加速し、曲がりたい時に思ったとおりに曲がっていることが理解できる。おそらく本能的に運転しやすいクルマなのだ。助手席に乗っていてもわかるレベルだから、このクルマが人気車だということもうなずける。

などと考えていた矢先、すみれが、らしくない運転ミスをした。前を走るクルマに近づき過ぎたのだ。「ホンダセンシング」とかいう機能の自動ブレーキが作動して、急ブレーキがかかった。

すみれ:「ご、ごめん!」

僕:「大丈夫だよ。全然問題ない」

彼女はヴェゼルを安全な場所に停車すると、エンジンをとめた。

ホンダ ヴェゼル × 沢すみれ
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すべての人が輝ける人間である必要はない。彼女のことを元気にできる人間だって必要

ホンダ ヴェゼル × 沢すみれ

すみれ:「実は昨日さ、監督から怒られちゃったんだ」

僕:「そりゃ珍しいね」

すみれ:「練習でミスを連発しちゃって、そんなんでエースになれるのか! とか、ルックスが良いからってスタメン取れると思うなよ! とか、すごい怒鳴られちゃって……」

なるほど、彼女が気にしてることを言われたわけだ。最近はちやほやされることが多かっただろうから、相当堪えたんだろう。ブツブツと文句を言いながら、肩を怒らせつつ、さらにこう言った。

すみれ:「けどさ、ああいう発言、もしアメリカなら訴えたら勝てるレベルだよね」

僕:「ププッ!」

いつかの僕とまったく同じ意見に、思わず吹き出してしまった。

すみれ:「ちょっと、なによ〜」

僕:「いや、すみれ。誰だって調子が良くない時はあるさ。それに、サッカーってひとりだけでやるものじゃないだろ?」

あの日の教官の顔を思い出しつつ、僕は答えた。

ホンダ ヴェゼル × 沢すみれ

すみれ:「……ありがと。なんかあたし、スタメンにこだわりすぎてたかも」

彼女は顔を上げ、私の目をじっと見つめてこう言った。

すみれ:「今まで言わなかったけど、あたしね、いつもあなたが応援してくれるおかげで頑張れてる。試合の時だって、ピッチに出るとまず最初にスタンドで見ていてくれてるあなたを探すんだよ。いいプレーをした時も、すぐにあなたの顔を見るの。喜んだ顔が見たくて。だから、これからも頑張るよ。ほかの誰でもない、あなたにそう言ってもらえたから、これからも頑張れる!」

その後、ドライブを再開したが、すみれの言葉はずっと耳に残り、ドライブ中もずっと僕を鼓舞しつづけた。そうだ、すべての人が輝ける人間である必要はない。彼女のことを元気にできる人間だって必要だ。今、それは僕しかいない。まずは、彼女の喜びそうな一番身近なこと、そう、ヴェゼルの運転からはじめてみようじゃないか。

僕:「すみれ、今日は僕がヴェゼルを運転してもいいかな?」

すみれ:「いいよ。いいけど、ミスしたらあたしめっちゃ怒るからね(笑)」

[Text:安藤 修也/Photo:土屋 勇人/Model:沢 すみれ]

沢 すみれ(Sumire Sawa)

ホンダ ヴェゼル × 沢すみれ

1995年1月15日生まれ(24歳) 血液型:O型

出身地:北海道

2019 SuperGT「チームクニミツ RAYBRIG レースクィーン」

2019年MFGエンジェルズ

2018 SuperGT「SUBARU BRZ GT GALS『BREEZE』」

月刊ゴルフトゥデイイメージガールユニット「GTバーディーズ」

2017 SuperGT「DUNLOP DIREZZA Cheers 2017」

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ホンダ ヴェゼル × 沢すみれ
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