ハービー力投でエンゼルスが勝利 大谷は4打数1安打

【ロイヤルズ2-5エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは先発のマット・ハービーが6回途中4安打2失点の力投を見せ、日本時間4月29日のロイヤルズ戦(7回2安打1失点)以来となる今季2勝目(3敗)をマークした。5回までロイヤルズ打線を無得点に封じていたハービーは、6回表に連続四球で無死一・二塁のピンチを招いたところで降板し、2番手のジャスティン・アンダーソンがライアン・オハーンにタイムリーを浴びたため2失点が記録されたものの、今季初勝利の試合に続いてロイヤルズを相手に再び好投。与四球4は今後に向けての反省点だが、およそ3週間ぶりの白星を手にしたことは明るい材料となった。大谷翔平は定位置の「3番・指名打者」で先発出場。空振り三振、ショートライナー、センターへのヒット、見逃し三振で4打数1安打だった。

ロイヤルズがブラッド・ケラー、エンゼルスがハービーの先発で始まった一戦は、エンゼルスが2回裏に無死満塁の大チャンスを迎え、ブライアン・グッドウィンの押し出し四球、トミー・ラステラのタイムリーなどで3点を先制。3回裏にはアンドレルトン・シモンズとアルバート・プーホルスの連打で一死一・三塁とし、コール・カルフーンのセカンドゴロの間に1点を追加した。6回表にハービーが連続四球でピンチを招いて降板し、2番手のアンダーソンが踏ん張れず2点差に詰め寄られたものの、7回裏にはマイク・トラウトの四球と盗塁で二死二塁のチャンスを作り、プーホルスがタイムリーを放って貴重な追加点を叩き出した。ロイヤルズは得点圏で9打数1安打とあと一本が出ず。6回途中4失点のケラーは与四球5と制球に苦しみ、今季5敗目(2勝)を喫した。

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