最高すぎるウキがある。
こんにちは、フカセ釣りが大好きな編集部Sです。(そんなに上手ではありませんが……)
フカセ釣り師ならば、「ウキ」に拘りがない方なんていませんよね? 筆者にも大好きなウキがあり、釣行の9割はそのウキを使用しています。
そんな溺愛のウキが、釣士道から発売されている「紺水」。
今回は、フカセ釣り師の方に向けて紺水をゴリ押ししたいと思います!
筆者の紹介
編集部S
釣具店に入社したのをキッカケに、フカセ釣りの世界にどっぷりとハマる。
グレは足摺岬(高知)や串本(和歌山)、チヌは神戸の堤防(兵庫)へ釣行することが多い。半遊動仕掛けでウキを浮かせた釣りが好き。
紺水の解説と使い方
紺水を一言で表すと、非常にオーソドックスな円錐ウキです。段差パイプを採用しており、ウキ止め糸が内部で止まります。(シモリ玉不要)
また、ナイロンライン系のウキ止め糸を使うと、端糸が内部で引っかかって固定ウキ状態になることが特徴です。
いわゆるタナを取って使うタイプのウキで、筆者も100%半遊動仕掛けで使っています。
海面での座りがいい!
尾長グレを狙う際やアオブダイなどの大型外道が多い際は、早アワセで対応したいので、あえて残浮力を多く残して使うことがあります。
一般的なウキならば残浮力が大きいと、プカプカと波に乗ったり風に流されたりしてしまいますが、紺水は残浮力が大きくてもドシっと安定してくれます。
適切な号数とサイズさえ選べば、道糸が受ける影響をウキが打ち消してくれ、マキエとうまく同調し、サシエの跳ね上がりを抑えてくれているはずです。
ウキが沈みたがらない
ウキはなるべく浮かせたいのですが、風が強い時や海面の流れが滑っている時は、表示よりも大きなガン玉を打ちます。
一般的なウキは過負荷を掛けると沈み始める“浮くか沈むか”なものが多いのですが、紺水は海中でホバリングするようにとどまってくれるのです。
海面直下でウキを止めたような使い方ができるため、沈め釣りに比べると、針を飲まれたり、竿を伸されたりすることを軽減させられます。
アタリが綺麗にでる!
ウキに感度を求める方も多いかもしれませんが、筆者はあまり重視していません。そのため、「感度は?」と問われたら、「たぶんいい」程度の回答になってしまいます。
しかし、紺水はアタリが綺麗に出るウキなのは間違いありません。これはウキ自体の感度よりも、仕掛けがサシエ先行の状態になりやすいからだと思います。
ウキの馴染みがいいからしっかりと仕掛けが張れ、その結果綺麗なアタリが出ているのではないでしょうか。
小さな潜り潮やチヌの前アタリ、サシエがワカメに引っかかった違和感なんかももはっきりとわかりますよ!
糸落ちが早い
少しウキに詳しい方ならば、紺水の画像を見たときにリングが入ってないことに気付いたのではないでしょうか?
「高級ウキなのにリングがないなんて!」「糸落ちが悪そう……」と不安に思う方も多いかもしれません。
しかし、心配は無用です。特殊加工のパイプを搭載しているらしく、糸落ちは◎。仕掛けが入りにくいなんてストレスは皆無ですよ。
弱点をあげるなら……
弱点をあげるとするなら、塗装の弱さでしょうか。素針を引いて磯にぶつけてしまったりすると、塗装が剥がれてしまいます。
しかし、割れるといったトラブルは一切なく、手持ちの中には3年以上使っているものもありますよ!
やっぱ、最高だな~
ウキの選択は、アングラーの考えと釣り方によって大きく変わりますが、現在の筆者の釣りには紺水がベストです。
半遊動でタナをしっかりと合わせていく方や、ウキを浮かせて潮の変化を捉えたい方なんかにはピッタリのウキだと思います。
少々お高めのウキではありますが、手に取られてはいかがでしょうか?