フロントにソフトタイヤを選択したマルケス「今年は違う乗り方ができる」/MotoGP第5戦フランスGP 決勝トップ3コメント

 MotoGP第5戦フランスGP MotoGPクラスの決勝レースで表彰台を獲得したマルク・マルケス、アンドレア・ドヴィツィオーゾ、ダニロ・ペトルッチが会見に臨み、レースを振り返った。

■マルク・マルケス/レプソル・ホンダ・チーム(決勝 優勝)

「とても満足しているよ。フロントにソフトタイヤを選んだのだけれど、これは初めてのことだった。けれど、今年は2つか3つ、違った乗り方ができるんだ。つまり、違った方法でラップタイムを刻むことができる。これはとても重要なことだ。だから、(これまでと)違うタイヤや別のライディングスタイルでレースをすることができる」

「今日は最初からダニロ(・ペトルッチ)と)(ジャック・)ミラーのドゥカティ勢ふたりといいバトルをした。けれど、レースをリードするのが目標だった。そのペースがあるとわかっていたからね」

■アンドレア・ドヴィツィオーゾ/ドゥカティ・チーム(決勝 2位)

「20ポイントを得ることができたのはいいことだ。一方でこの週末は、スピードに少し悩んでいた。すごく悪いわけではないのだけど、十分な速さというわけでもなかったんだ。だから、2位になれたことはいい結果だよね」

「今の時点で、マルケスは僕たちよりも速い。それを理解しなければならないし、改善が必要だ。もう少しスピードが必要だから、タイヤのマネージメントをよくしていく。2日間、悩んでいた」

「2位になれたことはよかったけれど、リヤタイヤが特に厳しかったね。終盤にはいいペースを維持できなった」

■ダニロ・ペトルッチ/ドゥカティ・チーム(決勝 3位)

「今日はとてもいいバトルができた。序盤はマルクとバトルをしたけれど、僕が大きなミスをしてしまって、ポジションをふたつも落としてしまった。それから追い上げていたのだけど、5周目か6周目にまたミスをしてしまって、トップから離れてしまった」

「また攻めて、終盤にはアンドレア(・ドヴィツィオーゾ)といいバトルをした。アンドレアは僕よりも加速がよく、ブレーキングでばん回したけれど、少し遠かったね。けれど、この結果にはとてもよかったと思うよ。チームにとってもね」

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