ロイヤルズ・ダフィー好投でスイープ回避 大谷3タコ

【ロイヤルズ5-1エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

前カードから4連敗中だったロイヤルズは、先発のダニー・ダフィーが毎回のように走者を出しながらも6回106球1失点の力投。打線はエンゼルス先発のタイラー・スキャッグスから4点を奪うなど、力投を続けるダフィーを援護し、5対1でエンゼルスを破って敵地エンゼル・スタジアムでの3連戦の被スイープを回避した。ダフィーは3点リードの4回裏に、一死一塁からケバン・スミスにタイムリー二塁打を浴びたものの、エンゼルス打線をこの1点のみに抑えて今季3勝目(1敗)をマーク。エンゼルスは先発のスキャッグスがピンチで踏ん張れず6回途中4失点(自責点3)で今季4敗目(4勝)を喫し、「3番・指名打者」で先発出場した大谷翔平は四球、空振り三振、セカンドゴロ、空振り三振で3打数ノーヒットに終わった。

初回一死一・二塁のチャンスを逸したロイヤルズは、3回表にウィット・メリフィールドの四球とニッキー・ロペスのヒットで一死一・二塁のチャンスを作り、アダルベルト・モンデシーのヒットを右翼コール・カルフーンがファンブルする間に1点を先制。二死後、ハンター・ドージャーに2点タイムリー二塁打が飛び出し、3点を先行した。2点リードで迎えた6回表には、二死二塁からクリス・オーウィングスがタイムリーを放ち、スキャッグスをノックアウト。9回表には4番手のノエ・ラミレスから二死満塁のチャンスを迎え、アレックス・ゴードンの押し出し死球でダメ押しの5点目を手に入れた。打線爆発とはいかなかったものの、チャンスを確実に得点に結びつけ、9安打5得点でダフィーを援護。3人のリリーバーも合計3イニングをわずか1安打に抑える好投で、チームの勝利に貢献した。

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