いらなくなった保冷剤の正しい捨て方と活用方法を知ろう アイキャッチ画像出典:photoAC 保冷剤を正しく処理できていますか? 出典:PIXTA 釣りやアウトドアにもあると便利な保冷剤。使い回しが出来るため、使い終わったらとりあえず冷凍庫に仕舞うという人も少なくないのでは。 […]

保冷剤を正しく処理できていますか?

釣りやアウトドアにもあると便利な保冷剤。使い回しが出来るため、使い終わったらとりあえず冷凍庫に仕舞うという人も少なくないのでは。しかし、そのうちにどんどん保冷剤の数が増え、使わないものも出てきます。

汚れが目立つものや不要になった保冷剤を処分する前に、決してやってはいけないことをチェックしておきましょう!

保冷剤の素材には有害なものもある

ほとんどの保冷剤は、水と紙おむつなどに使われる「高吸収性ポリマー」で出来ています。人体への影響が低い素材を使った保冷剤もありますが、中には、エチレングリコールという人体に有害な物質を含んでいるものも……

誤飲してしまうと、喉や腹部の痛み、窒息、腎不全や意識障害などを引き起こす恐れがあります。また、保冷剤の中身をトイレやキッチンなどに流すと排水を詰まらせてしまうため、保冷剤の中身は取り出さないのが正解です。

自治体によって異なる捨て方

保冷剤の捨て方は自治体によって、可燃ゴミ・不燃ゴミいずれかで出すことになります。

自治体から配布されるゴミの分別方法の案内を参照したり、電話で問い合わせるなどして、保冷剤が何ゴミとなるのかを確認しましょう。

インターネットの検索窓に市町村名と「保冷剤 捨て方」と入力して調べることもできますよ!

いらなくなった保冷剤は、別の用途にも使える!

捨ててしまうのは簡単ですが、冷たさが持続する機能面や、吸水性を何か他の方法で活かせないものでしょうか?

「捨ててしまうのは勿体無い」という方のために、本来の使い方以外で保冷剤を活用する方法をご紹介します。

キャンドルスタンド

保冷剤の中身をビンなどの容器に移し、キャンドルを立てて使う方法です。

ジェルの部分を小物などを飾ってもGOOD。蝋がジェルに吸収されるため、後片付けも簡単そうですね。

園芸用保水剤

保冷剤の中身を花壇や鉢植えなどに撒くか、土に混ぜ込む方法。

植物には無害で、吸水性ポリマーから水分がジワジワと土に染み込むため、旅行などで暫く水をやれない時などに便利です。

保温材

保冷ほどの機能性は期待できないかもしれませんが、保冷剤を暖めて保温材として使う方法です。

電子レンジでは袋が耐えられない恐れがあるため、湯銭か短時間の煮沸によって保冷剤を暖めます。

目や首の裏、腰などを温めるアイテムとしても◎。

保冷剤って身近で便利!

繰り返し使える性質上、いつの間にか溜まってしまう不要な保冷剤たち。

今回は、正しい捨て方と様々な活用方法についてご紹介しました。捨ててしまえばただのゴミですが、本来の使い方とは異なった意外なところでも役立ってくれそうですね。

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