スペイン1部のアスレティック・ビルバオとキットサプライヤーのNew Balanceは20日、2019-20シーズンに向けた新ユニフォームを発表した。
今回リリースされたのは、フィールドプレーヤー用のホーム・アウェイキットにGKホームキット。なかでもアウェイキットは地域(バスク)とのつながりを色濃く反映したデザインとなっている。
Athletic Bilbao 2019-20 New Balance Home
18-19モデルは120周年記念だったこともあり比較的クラシックなデザインだったが、NEWキットはモダンなデザインを採用。ストライプのレッドが肩部分で融合する。胸のスポンサーは「Kutxabank(クチャバンク)」で継続。
袖をブラックで彩ることで、より引き締まった印象に。背面の首元にはおなじみのバスク自治州旗(イクリニャ)を配している。
パンツはブラックで継続。NEWキットのソックスは、ブラックとレッドのバイカラー(ツートン)が登場した。
Athletic Bilbao 2019-20 New Balance Away
アウェイキットは久しぶりにバスク旗のカラーであるグリーンが復活した。エンブレムを中心に延びる8本の線は、バスク旗のデザインと同じ。ちなみにバスク旗のグリーンは、バスクの象徴となっている「ゲルニカの木」を意味する。
ホームキットと同様に、背面にはバスク旗をプリント。今回のアウェイキットは、どことなくバスク州代表ユニフォームに近い雰囲気を感じる。
パンツとソックスもグリーンで、シャツと同色コーデに。パンツのエンブレムはシャツと同様にゴールドで彩る。
Athletic Bilbao 2019-20 New Balance GK
GKキットはブラックカラーに。右胸のメーカーロゴと袖口をグリーンで彩り、バスクとのつながりを維持したデザインとなっている。
ここではクラブとNew Balanceが公開したイメージ写真を掲載。例年同様、トップチームの選手がモデルで登場した。
ニューキットのスローガンは「Upon This Ground(この地に)」。バスク旗へのオマージュでもあるアウェイキットは、まさにクラブとバスクという土地の絆を表している。