マルケスが8回無失点の快投 ロッキーズ完封勝利

【ロッキーズ5-0パイレーツ】@PNCパーク

ロッキーズは先発のヘルマン・マルケスが8回104球を投げて被安打3、奪三振7、与四球1、無失点という見事なピッチングを披露。パイレーツ打線に連打を許さない好投でチームを勝利に導き、今季5勝目(2敗)をマークした。一方、パイレーツは先発のクリス・アーチャーが3回表にトレバー・ストーリーに通算99号となる11号ソロを浴びるなど、5回92球4失点(自責点3)で今季4敗目(1勝)。打線もマルケスからカルロス・エステベスへ繋ぐリレーの前に、わずか3安打に封じられ、0対5で完封負けを喫した。

ロッキーズは2回表一死三塁のチャンスでトニー・ウォルターズのファーストゴロが相手のミスを誘って1点を先制。3回表にはストーリーの11号ソロで1点を追加し、4回表には2四球で一死一・二塁のチャンスを迎えたあと、マルケスが送りバントを決めてチャンスを広げ、チャーリー・ブラックモンの2点タイムリー三塁打でリードを4点に広げた。さらに8回表には二死一・三塁のチャンスで打席に入ったマルケスが自らタイムリーを放って5点目。マルケスが8回までを無失点に抑えたあと、9回裏は2番手のエステベスが一死一・二塁のピンチを迎えながらもメルキー・カブレラをピッチャーゴロ、コリン・モランを空振り三振に抑え、完封勝利を締めくくった。

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