第98回関東学生陸上競技対校選手権大会（関東インカレ）男子1部10000mが5月23日（木）に行われた。スタート直後飛び出したランナーがいるも、すぐさま大集団に。ブヌカ（駿河台大学）やドゥング（日本大学）ら外国人留学生を中心に縦長の大集団が形成される。日本人は鬼塚翔太（東海大学）らが先頭につく展開。3000〜4000mあたりまでは大集団の展開が続くが、徐々に展開が変わる。
ブヌカ、ドゥング、佐藤敏也（法政大学）、ヴィンセント（国士舘大学）ら6〜7人が抜け出す。ムルア（山梨学院大学）が先頭に立つなど何度か先頭がころころ変わる展開だったが、終盤になるとブヌカ、ドゥング、佐藤の先頭集団と、ヴィンセント、ムルア、太田智樹（早稲田大学）の第二集団に分かれた。
先頭の3人は最終1000mも並走、そしてラスト1周になったところろでブヌカとドゥングが激しいスパートをかける。ここまで奮闘した佐藤だったが、二人のスピードについていけない。ブヌカとドゥングはその後も激しいデットヒートを見せ、ラスト50mで抜け出したブヌカが見事優勝。ドゥングは惜しくも2位に終わった。佐藤は大きくは離されない素晴らしい走りを見せ3位に食い込んだ。
1 ブヌカ（駿河台大学）28:37.15
2 ドゥング（日本大学）28:38.90
3 佐藤敏也（法政大学）28:41.58
4 ヴィンセント（国士舘大学）28:53.48
5 荻久保寛也（城西大学）28:57.12
6 太田智樹（早稲田大学）29:01.06
7 ムルア（山梨学院大学）29:09.87
8 小袖英人（明治大学）29:10.09
9 鬼塚翔太（東海大学）29:22.34
10 池田耀平（日本大育大学）29:22.44
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